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プロローグ

始めたばかりなので誤字変換などがあります。ご了承ください。また、感想、評価等頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

「うわーこの騎士つえー」

俺はゲームをしながらそうボヤいた。やっているのはよくあるオンラインゲームであり、ファンタジーな世界で自由きままに好きなことが出来るものである。

そして現在俺は盗賊団のリーダーとして村を襲っていた途中に騎士団が現れて交戦中という訳だ。と言っても

「負けるからいいんだけど。」

俺はゲーム画面に映っている仲間のプレイヤーに合図を出した。

『なっ!コイツら強すぎる』『兄貴!どうしやしょう』

合図を出した途端俺の仲間はわざとらしく言った。

『もちろん逃げるぞー!!』

俺はコントローラーでアバターを走らせる。

『あっ!ずるいですよ』

『兄貴!まってくだせえ!』

「こいつらやっぱり分かってるわー」

いつものお約束に思わず笑ってしまう。

可笑しいと思われるかも知れないが、悪役役だ。

例えば今みたいに街の近くの村を襲ったり、強い護衛がいる商隊を襲ったりするのだ。

まあ、一応初心者を襲うことはないし、むしろ助けることもあるので「救世主」と呼ばれる事もある。盗賊なのに。

「はあ、楽しかった」

俺はゲームをログアウトしてコントローラーを置いた。

「ひと段落ついた事だし、飯でも食べるか。」

『ガタッ!』椅子から立ち上がろうとした瞬間リビングの方から物音がした。

「何か落ちたのか?」

俺は扉を開けてリビングにむかった。

「何が落ちたんーえ?誰?」

リビングにはホームレスの様な格好をした中年のおっさん。

もしかして強盗か?

「くそ!」

強盗は慌てて周りを見回し洗場にあった包丁を手にとった。えっ?

「ちょっまっ!」

ようやく事態を把握した俺は抵抗しようとしたが遅かった。既におっさんは俺の目の前で包丁を掲げてーー

振り下ろした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あれ?死んでない?」

なんでだ?強盗に刺されたはずだ。もしかして気絶しただけ?て、なんで家に強盗いるのきっかないんだよ!?

ゲームに夢中なのは良いけどほどほどにしろよ!?

…まあ生きてたんだしいっか。そしてようやく目を開けてー

「何処だよ?ここ」

森林を確認した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ふむ、ふむふむ。さっぱり分からん」てか高っ!とりあえず俺は木に登って周りを見回した。まずは場所を確認することが大切だからな。

「しかし何処か分からない、と。」

とにかく日本ではないのはたしかだけど、気絶してた俺を運ぶ金もないだろうし、意味もない。まあ、それは置いておくとしても食糧が欲しいな。

「そう言えば衣服がちがうな。」

えーと下から皮の靴、皮のズボン、黒いベルト、毛皮の服。ん?流石に何処の民族だよ。

それにこの服のイメージ盗賊なんだけど。

「もしかして」

そしてゆっくりと息をして俺はゲームでよくある言葉を言った。

「ステータスオープン」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルナイク・ユーシア 16歳 男

MP 120/120 人間  盗賊

固有スキル 

黒翼の盗賊団

通常スキル 

隠密LV1 気配察知LV1

偽装LV1

パッシブスキル 

短剣術LV1 身体強化LV1

鑑定LV1 調理LV4 翻訳LV2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「マジかよ」

俺の言葉に反応して出てきた

半透明なステータス板に思わず

驚愕の声が出てしまった。

目を見開いてみても、それは消えない。なるほど、俺は強盗に殺されて異世界で盗賊になったのか

「いや、ギャグネタかよ」

それに一つ気になることがあった。

「ルナイク・ユーシアって俺の名前だよな?」

そう、名前だもちろん俺は外人でもハーフでもない。れっきとした日本人だ。

もちろん俺の名前はそんなものではなくー

「あれ?、何だっけ。」

そう言えば元の年齢も分からない。

友人や親の名前は出て来るのに自分の事に関してはゲームで盗賊プレイが好きだったこと位だ。

それに加えて『黒翼の盗賊団』と言う名前から考えて盗賊っぽいスキルがあるのは都合の良すぎー

「いてっ!何だ?」


突然俺が座っていた木が傾き頭をぶつける。俺はステータス板から目を離し、下を見る。


「熊っ!?」

そこには凶悪な顔をした熊がいた。

いかがでしょうか?暇があったら投稿したいと思いますので、皆様が楽しめる作品を作れるように頑張っていきます。

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