脅迫状事件の結末
明智くんが,いつもよりさらに真剣な声で言う.
\(`PゝP)ノ「犯人だけれど,松平くんに決まった訳ではない」
そう言ってから彼は,十吉の顔を見る.
\(`PゝP)ノ「羽柴くん,そうだよね?」
すると十吉が素直に自白を始めることになる.
\("・ε・`)ノ「ごめんよオチャコ,脅迫状はおれっちが考えた
ジョークだったんだぴょん」
へ("・ω・`)/「やっぱりあんたかっ!」
\("・ε・`)へ「オチャコに推理を楽しんで欲しかったんだおー.
それで共康ぴょんに話して犯行に及んだよ~ん」
へ(`・ц・')ノ「俺もな,前から一度,明智の実力をちょっと
試してみたいと思ってたんだ.悪かったよ」
\("・ω・`)/「もう,あんたたちってばグルだったのか!
あ,でも松平くん,どうして虚偽の発言を?」
へ(`・ц・')へ「いつも寝坊の俺が朝一でポストまで行ったことに
したら絶対に怪しまれる.つまり第一発見者が他に
必要だということ.しかし明智もやってくれるなあ,
親の情報網を巧みに使って,確かめるとは」
\(`PゝP)ノ「証言の裏を取るのは捜査の鉄則だよ」
明智くん言えてる! さすがは,このあたしが認める男.
それに引き替え,松平くんは,策士策におぼれる,というやつね.
ここぞとばかりに,追い打ちを掛けてやろう.
\("・ω・`)/「そうか,ウソまで言ってあたしらをダマそうと
したことが裏目に出ちゃったのね.松平くん,そう
思ってるでしょ?」
へ(`・ц・')ノ「そうだな.だが,それはそれで俺の計算だった.
お前らに,少しだけヒントを与えてやるためにな.
脅迫状は昨日のうちに俺が見つけたことにしても,
よかったのだからな」
そっか,松平くんもやるじゃない.
事件解決の糸口をわざと残すなんて,ムダに計算高い男だわ.
ここに明智くんが割って入る.
\(`PゝP)ノ「羽柴くんに松平くん,このようなイタズラは二度と
してはいけないよ.ジョークのつもりでも,こういう
ことがエスカレートして,いつかは本当の事件に発展
するのだからね」
\(メゝメ´)ノ「そうだ! その点だけ,光男に同意してやろう」
へ("・ω・`)へ「あれれ,織田くん珍しいわねえ?」
\(メゝメ´)ノ「当ったりめえだ! この俺様の名前を勝手に使い
やがったんだからな!」
へ("・ω・`)ノ「それはそうねえ」
\(メゝメ´)へ「おうよ.だがそれより浅井,お前は,この俺様が
真犯人だろうって,推理してたんだろ?」
へ("・ω・`)ノ「うん.織田くんもあたしのこと好きなんだってね」
\(メゝメ´)/「コラッ,いつまでもネボケこいてんじゃねえぞ!
俺様がお前なんかを,好きになる訳ねえだろがっ!」
あっ,また織田くんを怒らせちゃったね.
ここはできる女の鉄則,笑顔で受け止めなきゃだわ.
へ("~ω~`)へ「そうでした.うふふ」
\(メゝメ´)ノ「笑ってごまかすな! つーかその気色悪い笑い方,
今すぐやめろっ!」
\("・ε・`)ノ「オチャコ変顔だよ~ん.きゃきゃきゃ!」
へ(`・ц・')へ「あははは!」
兎に角,最後は皆で笑って,というか笑われて捜査終了.
\(メゝメ´)へ「ああ腹へった.おい共康,十吉,とっとと帰るぞ」
へ(`・ц・')ノ「そうだな」
\("・ε・`)/「おっしゃあ!」
三人が出ていったので,教室がとても静かになった.




