表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第1章 下痢を催しました。

はい、前書きと本文間違えてますねっていうか前書きに書く内容じゃないですねーわろた

ぐー。

腹の音で目を覚ます。

「お腹すいたなぁ」

ここ10日ベズの木の実を数個ほどしか口にしてない少年の言葉は、現状で取るべき目標を明確に悟っていた。

「なんで、こんなにも食料が見つからないんだろう?もうそろそろ人間界についてもいいと思うんだけどな」

目前の毒草を口に含みながら、少年の眉間にシワがよる。周囲を探索しても出てくるのは枯れ木か毒草だけで食料と呼べるものは一つとしてない。

いくら少年が魔族の子であり毒に抵抗があったとしても、食べ続ければ毒に侵され死んでしまう。「ダメだぁ、もうホームシックだよ!うちに帰りたいよ!誰か助けてよ〜」ズゴーン!

「!!!!!!ッ」

駄々をこねる少年の前で突然爆発が起こり、少年は数メートルほど転がった。

「何⁉︎なになになに!!爆発!と、とにかく逃げないと」

少年は慌ててその場から離れるべく走った。

上空から無数の光が降り注ぎ、それが地表に到達する直前で次々と爆ぜていった。

「直撃したらまずい!怪我どころじゃ済まないぞ!」

魔族の本能かあるいは何も考えていないのか、少年は光の発生源の方へと走っていった。やがて光も降り注ぐ事もなくなってきた頃少年の目に人影が映る。

慌ててその場の茂みに潜み、様子を伺った。

「どうだ!奴は見つかったか!」

「だ、ダメです見つかりません!」

「見つかりませんじゃねえ!見つけんのがてめえの仕事だろうが!」

ガタイの大きい男と全身黒ローブのおそらく女が怒鳴っていた。

「こりゃ出てったらまずそうだなぁ」

そう呟いた瞬間ー地面が消し飛んだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ