表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おっさんの徒然エッセイ

1ヶ月で12キロ痩せた時の話

ある程度、知識と経験のもと、行ったダイエットです。

真似はしないでください。

最悪、糖尿病になるリスクや、死亡するリスクもある減量法だったりするものが含まれます。




 もう、まるっと4年以上前の話になるんですが、1ヶ月で12キロ減量したことがあります。



 ことの発端は奴隷が地元の同学年の友達とやってるアマチュアバンドのメンバーの家で忘年会として部屋呑みしていたことでした。


 その当時、奴隷の体重は86キロ、二十歳くらいまでは体重60キロ前後で体脂肪率は10%を余裕で切っていた奴隷が、当時は筋肉があるといっても体脂肪率が30%近い、完全な肥満体でした。


 とは言え、別に痩せる気が無かったんですよね。別に痩せるメリットなんて健康のためくらいしか無いし、特に長生きしたい訳でもない奴隷は、別にいいやって、考えてたんです。


 ですが、ベロンベロンに酔ったバンドリーダーが。

 

 「どうしちゃったんだよ、昔は痩せててイケメンだったのに、こんなんなっちゃって」


 とほざきやがりましてね。


 勿論、半分くらいは身内の冗談ですよ、それはわかってます。その場もみんなで確かになーなんて笑って、盛り上がって。


 でもねー。カチンと来たんですよ。でね。


 「そこまで言うなら来年は痩せてやるよ」


 言っちゃったんですよねー。



 はい、そうなれば引くことも出来ませんし、もう年末から減量&約15年ぶりくらいのトレーニング再開、ビルドアップのための計画を練りました。


 仕事がらと体質のおかげで、太ってはいても筋量じたいは若いころ鍛えてた頃に比べたら落ちたものの、同年代の人に比べたら、ずっと多かったんですが、それでも運動習慣は無くなってましたから、先ずは減量と考えたんですね。


 なんせ、首がなくなるほど、下を見ても足が見えないほどに肉がついてたんで、下手にトレーニングしたら足腰やっちゃう可能性が高かったんで(笑)


 反対に若いころはどんなに食べても運動量と筋量のおかげで太らなかった奴隷が、こんだけ肉がついた今、うまく鍛えてビルドアップすれば、若いころの細マッチョでなく、中くらいのマッチョくらいにはなれんじゃね、なんて思ったりした訳です(笑)


 という訳で、最初の1ヶ月、奴隷は体脂肪率を20%以下まで落とすことを目標に減量に入りました。

 そのノルマは「1ヶ月で12キロ」


 今考えるとかなり無謀なチャレンジでしたが、年末のカチンが残っていたことで、モチベーションは落ちませんでしたねー。


 奴隷はまず、ここ数ヶ月は体重の変化がないことで、今の食事がほぼ消費カロリーと摂取カロリーがイコールだと考えて、食生活からだいたいの消費カロリーを割り出しました。

 それが凡そ3000キロカロリーくらい、普通の人より多いなって感じですかね。

 で、1日の摂取カロリーを1800キロカロリー以下にすることを決めました。数値は適当です。


 それと、炭水化物を含む糖質の摂取を摂取カロリー全体の30%以下に設定しました。

 これを下回るとケトアシドーシス(糖尿昏睡)を引き起こす恐れがあるために、極端な糖質制限は避けたんですが、結論言うと、結果的に月の後半にはケトアシドーシスと思われる症状が出てましたね。


 ともあれ、カロリー制限、揚げ物などの摂食の大幅な制限(チートデイ以外は食べない)、帰宅後に動的ストレッチと自重によるスクワットとカーフレイズ、その後の約2時間のウォーキング、これを1ヶ月やりました。


 元々筋肉質で、運動習慣が無くなったとはいえ、体を使う仕事をしていましたから、管理さえすれば体脂肪率20%以下に落とすのは楽勝と思ってたんですが、実際には、目標まで体重を落とすことが優先になって、月の後半にはやや無理な糖質制限になってしまったんですよねー。


 ただ、目標をクリア、86キロから74キロまで1ヶ月で落とすことが出来て、そこからはチューブを使ったトレーニング、マシンを使ったジムでのトレーニングと段階的にレベルアップしていきました。


 ジムにいったときは、若いころとの差に愕然としましたねー。

 とにかく、脂肪を燃やして、そのエネルギーを全てたんぱく質の同化作用の餌にしてやるとやる気だけはあったんで、ひたすらメニューを組んでやってました。


 おかげで、運動能力や反射神経は長いブランクと加齢で見る影もなく衰えましたが、上半身の筋量は若いころより増えました(笑)

 ただ、足は若いころより細いんですよねー。若いころより下半身のトレーニング強度が低いからなのはわかるんですけど、それでも結構やってるんですけどね。

 まぁ、上半身は中くらいのマッチョくらいにはなりました(笑)

 ただ、その年に67キロくらいまで落として、体脂肪計 (オムロン)で体脂肪率8%以下くらいまで落としたら、盛大に風邪ひきまして、会社を4日くらい休むはめになったので、今は程々にしてます(笑)


 本当いえば、65キロ以下まで落として、バッキバキのビルダーみたいにしてみたいんですが、会社員として、迷惑かけるのは良くないですからね。


 最近は78キロくらいまで増量して、70キロくらいまで減量するの繰り返しでビルドアップしてます。


 今は減量中で72キロくらいなんですが、久しぶりに夏までに65キロ目指そうか考え中。

 まぁ、体調と相談してですね。



 ダイエットに近道はありませんから、皆さんも痩せようと思われたら、継続可能なプランをたててください。


 ダイエットで一番いいのは、生活習慣そのものを変えて、その生活が当たり前で苦しくない状態にすることです。


 食事も少しづつ減らして、運動も少しづつ増やしていく、毎日の食事から揚げ物を一品減らすところから初めて、揚げ物をなるべく避けるようにすれば、1ヶ月もすれば、揚げ物をたくさん食べるのが反対に辛く感じるようになります。


 食事の味付けを段々と薄くしていくと、濃い味付けがきつくなります。


 そうやって、「ダイエットしてる状態」が当たり前の生活にしていけば、楽チンで継続可能なダイエットができますから。


 間違っても「1ヶ月で12キロ」痩せようなんてしないで下さいね。

 普通はリバウンドしますから。




 ではでは( ´・ω・)シ

ケトアシドーシスには注意したんですが、やっぱり減っていく体重にハイになると、無理してしまったり、あとは落ちなくなって鬱になったりするのが人間なんですよねー。


目標まで落とすこと優先で糖質を絞りすぎて、眩暈、頭痛、貧血、集中が途切れるなんてのが起きましたよ。

厄介なのはその状態になると正常な判断ができなくなるんですよね。

奴隷は目標体重まで落としたら、緩やかに摂取カロリーをややアンダーカロリーのラインまで戻すつもりだったので良かったですが、下手すれば体壊しますからね。


まぁ、まわりからはガンを疑われましたが(笑)


感想お待ちしてまーすщ(´Д`щ)カモ-ン

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 愛猫家さまならばきっと、めちゃくちゃ健康的なプランをたてられ、実行なされたのであろう、と拝読いたしました。 さすがストイックな方! 体重だけは年々減っていく(やべぇ)のですけれど、筋肉量…
[良い点] ガンを疑われる!(笑) [一言] ストイックさに惚れました!スゴイ!!
[一言]  ダイエット……。  過去に何度も挑戦してはリバウンドを繰り返しているアラフィフです(>_<)。  そして現在はリバンウンド中(ToT)  正しい知識もやり方も分かってはいるんですよ~。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ