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11 ご縁


 いつの間にやらバトルモードを解除されて幌馬車状態のシブマ1号。


 そばで何やら相談しているのはアイネさんとノルシェとマクラ。



 あっちではふたりとも真剣な表情で相談ごとのミスキさんとメイジさん。



 孤児院の方では、証拠集めに奮闘しているメイジさんの部下たちと、それに協力している老神官さん。



 縛られている連中は……どうでもいいや。




 ちょっと疎外感を感じて、ひとりたたずむ私です。




 これが一段落したら本気でチームの今後の事を考えなきゃ、


 決意した私に、後ろから声が。



「モノカさん、本当にありがとうございました」


 きらきらしたひとみのミスキさん。



「本当ありがとね、モノカ特使騎士殿」


 それなりにきらきらしたひとみのメイジさん。



「私、やりたい事決めたんです」

「孤児院のみんなを助けに行きたいです」


 うむ、ミスキさんからやる気パワーが眩しいくらいに溢れ出してきてますね。



「ミスキさんが僕たちの被害者救済活動を手伝ってくれるそうなんです」

「『読心』さえあれば、今まですっとぼけてきた連中も一網打尽ですわ」

「それで、ありがとうってわけです」


 何か若々しさアップですね、メイジさん。



「それじゃ、次の大手柄の時にでも、またよろしくです」


 良いよね、希望に燃えて歩き出すふたり。



 って、なにやってんのメイジさん。


 ミスキさんの腰に手を回してって、あらまあそうですか。


 いいですよ、私はしがないキューピットでも。


 しかし何ですな、召喚者男性陣って手が早いっすね。


 佐州さんもメイジさんも、お幸せにですよ本当。



 って、どうしたマクラ。


 危ないからそんなに手を引っ張んないでくださいなって、


 何あれ。


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