45 潜入作戦
今回の執筆者は、まーりゃんさんです。
「氏景とルクレツィオとプリヘーリヤは元研究所の方に行き、デウス・エクス・マキナに関する情報を探って欲しい。まぁ、半壊しているが重要保管室が残っていたら何か一つでも情報があると信じたい。残りの戦力で周りの討伐と囮で注意を引き付ける。そのため三人で潜入して欲しい」
「三人でか! 少し厳しいな」
ルクレツィオは腕を組み、う~んと唸っている。プリヘーリヤもさすがに三人で潜入させられるとは思ってみなかった。
「不安はわかる。だが今の戦力で振り分けられるのは三人が限度。ルクレツィオは調整員だったから研究所の重要保管室を知っているだろう。二人はその補佐に当たって欲しいと思って意見を聞きたい」
「三人てのはかなり手厳しいが仕方ないね。けど人一人もいないし楽な仕事かも」
プリへーリヤは了承した。ルクレツィオはまだ何か考えていた。
「重要保管室は研究所の地下にあったはず…瓦礫の下敷きになっているかもしれない。果たして地下に行けるか、わからないぞ」
「そうなのか?なら中核部隊に撤去させるようにしよう。もし行けそうなら三人で頼む」
「「仕方無いな(ね)」」
「では、準備はこちらが用意する。氏景は派手な行動を起こすなよ。デウス・エクス・マキナに感づかれるわけにはいかないからな。特に氏景だけは」
オズワルトはルクレツィオの耳元で何かを話していた。
次回の執筆者は、企画者の呉王夫差です。