表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢を抱く少年 先達の軌跡 Glorious Feats (再投稿版)  作者: 磯別学園高校『空想世界研究部』なろう支部
26/194

26 サイレント・ヴィレッジ

 今回の執筆者は、アンドロマリウスさんです。

 俺たちはとうとう村に着いた。

 すると、山野が村を見て一言。


「なんか、貧困そうな村だな」


「……それは否定できないな」


 確かに奴の言う通り、貧相な村だ。

 これじゃあ、魔物の大群に木端微塵にされてもおかしくないな。

 そのくらいに貧相な村だ。


「ここじゃあ、かわいこちゃんもいなさそうだな」


「黙れ山野」


「しかし、この村に本当に食料なんてあるのかね?」


「黙れ山野」


「少なくとも、わかりやすい場所には置いてないだろうな」


 部長が今度は口を開いた。


「そうですね、たぶん、倉庫の地下室とかに隠してるんでしょうね」


 するとまた、山野が話し始めた。


「っていうか、なんか、村の人もいなさそうだな」


「黙れ山野」


「なぁ氏景、なんかこの村怖くね?」


「黙れ山野」


「おいちょっと待てよ! 俺さっきからまじめな話しかしてねーぞ! なんで『黙れ山野』でお前は会話しようとするんだよ!?」


「黙れ山野」


「…………」


 あ、黙った。まさか本当に黙るとは思わなかった。


「おーい、みんなー!」


 げっ! この声は……。

 俺が後ろを振り向くと、そこには案の定、プリヘーリヤが手を振っていた。

 さらにややこしくなりそうだな……。

 次回の執筆者は、鵠っちさんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ