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言葉の壁

作者: 藤宮佐由流

私が一人で辛い時、あなたは私を支えてくれた。

あなたがそう意識していなくても、あなたが私を愛してくれているというだけで、それは私の支えだった。

私は辛い時を抜けた。

あなたは相も変わらず私を愛してくれている。

相も変わらず、『自分ができる範囲』で私を支えてくれる。既婚者で子までいるあなたができる範囲で。


あなたを愛するため子を引き取り一人になった私と、現状維持のままできる範囲で私を愛してくれるあなたとでは、愛の形が違いすぎる。


私にはひび割れる音が聞こえる。

私は、いつか壊れるだろう。


あなたと私の話す言葉は違いすぎて理解できない。




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