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動き出す歯車


もうすぐ学校の正門だ。



そういえば今日から新しい先生がくるらしい。

まぁ俺にはかんけいのない話だが。



正門まで残りあとわずか、その時、一人の人影が視界にはいった。


身長は180cm?

体格もよく、なにより修羅場をかいくぐってきたような鋭い目つき。


第一印象は極道だ。


しかも正門の前で校長と話していた。




あれが新しい先生だろうか?


まぁ、俺には関係ない……俺は一気に足の回転を早めた。


あの先生には深く関わらないことにした。



なぜって?


怖いから。






俺はフルスピードで正門を駆け抜けた。



この新任が目を丸くして見ているともしらずに……







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