プロローグ 『神』の死
どうもテバサキです。
この作品は知り合いと協力して作りました。
では、どうぞ
――15年前――
ここハンズ大陸では『神』と呼ばれている者が存在している。
『神』と呼ばれし者はある2つの手を使い、この全大陸を治めている。
『神』と呼ばれし者のその両手には、右手は『治癒』、左手は『破壊』という能力が秘められている。
『治癒』は他のヒトの傷や病・心を癒し、完全に回復ができる救いの手である。
『破壊』は他の生命や物体などを崩し、完全に消滅させる災いの手である。
その両手の力を使い大陸に王国を作り幸福と不幸をもたらしている。
しかし、ある日を境に『神』と呼ばれし者の持っている力を欲したのか、何者かによって暗殺され、永遠の故人となってしまった。
「なぜ私はこの救いと災いの手を持っている?」
「私は『神』などではない、ならばなぜ暗殺などという手で殺される?なぜ私を殺した??この両手がいけないものなのか?」
「あぁ、もう私はこの世では生きていけないのか。ならば、残そう。この両手を難なくこなせるものを1人――いや、2人に託してみよう。そうなれば片手ずつに持っていくことだろう。この2つの手の意味を私は知らない。だから、託そう。この両手の意味を知ることができる者たちへと託そう」
「私は、『神』ではないっ 私は、私は……」
『神』と呼ばれし者は何か呪文を唱え自ら手にしていた2つの手を大陸の両端に飛ばし別れ別れにした。誰かがその両手を知り・理解する者に渡ることを、願いながら――




