始まり(コナミ感
初投稿です。はい。……はい。
ストック無いので更新遅いです。週2更新できたらいいなぁ。
俺の名はイビリティ。今年で15歳。昔から魔王と言った悪役が好きだ。
そして今日は運命の日。そう職業授与の日だ。この職業によって全てが決まる!
今まで碌な事が無かった、例えばというかこれが元凶なのだが小さい頃のごっこ遊びで悪役ばかり進んでする為着いたあだ名はM男……。
許せない!自分で言うのも何だがプライドが高い。なのに、なのに遊び半分でよくわからないあだ名をつけられその上、街行く人々に「ふっw」と笑われる始末。見返す為にも今日!ここで!最高の能力を手に入れる必要があるのだ!
っとそろそろ時間か教会に行かなくては。
教会に着くと既に4人いた。1人は俺だ。2人目はボッチのロネ、数すくn……数多い俺の友の一人だ。
次にロネとは真反対の陽キャのセタ。コイツが俺にクソみたいなあだ名をつけて張本人だ。
最後にこの街一番の美少女にして唯一私をM男と言わなかったティア。
「今から授与式をはじめますよ。並んでください。」
ん?おお!ラッキーだ。丁度今から授与を開始するらしい。
今日は運が良いついている。
しかし一番手と言うのは気が引ける。私がうーんと悩んでいる間にセタが私に向かって
「へんなあだ名つけてごめんね。」と言って神父の元に走って行く。何故だ。
何故そんな地味ィーにウザい笑いを我慢した顔で言うんだ。泣きたいぞ。
おお我が友ロネよ、お前だけだ気安く話しかけれるのは。
ロネに目線を合わせると目を逸らされた。そんなんだから友達が居ないんだぞ。熱い手の平返しである。
「ッ!?なんだこの光は、まさかこの光は勇者なのか‼︎」
突然叫ぶ神父を見るとセトの触る水晶が眩く。
大体シリウス座ぐらい眩い光だ。………俺は何を言って居るんだ?シリウス座なんてないぞ?
今日の俺はどうしたと言うのだ。何時もならクールに振る舞い何故かみんなに
「うわぁ。」って見られるこの俺がここまで……
違う!そんな事よりセタだ。そうセタなのだ。なんか勇者と聞こえたぞ。
すると神父が
「君は…セタ君だね。もし今から家に帰るなら夕方にまた来なさい。」
神父さん目、血走ってますよ。それじゃまるで殺人鬼じゃ無いですか。イヤだなぁ。
「いえ、僕は少し待っていますよ。」
「そ、そうか。さて少々取り乱してしまいましたが次の方いらして下さい。」
「じゃ、じゃあ私が行こうかな?」
ティアの事だ。きっと聖女とか女神だろう。女神に関しては職業ではないが。
ティアが水晶に触れるとセト同様眩い光を放った。
「ま、まさか聖女!?なんだこの街は。き、君も待っていなさい。」
「はい。構いません」
ティアは可愛いなぁ。
「次の方。いらして下さい。」
ほ、ほらロネいけよ。お、お前の番だぜ?チラ見をすると
えぇ?俺かよぉ〜。そんな目を俺に向けてきた。
3秒程目で話し合うと渋々神父の方に歩いて行った。
するとティア達より少し控えめに光る。
「何!?皇帝の器だと!と言う事は未来の皇帝陛下か。今のうちにこb…ぶつぶつ」
「君も…いえ陛下もお待ち下さい。」
説明ありがとう。てか媚び無いで。アラサーのオッチャンが媚びてるの見るは悲しくなるからさ。
ロネがニヤァ〜って感じの気持ち悪い笑みを浮かべていた。しばくぞ!ワレェ。
ふっ、まぁいいさ真打は俺だ。
「次の方いらして下さい。」
「俺がいこう。」
俺が水晶に手に触れると水晶がドロドロ溶け出した。
「な、何ィー水晶がとけただと!これではまるで神々の場合に起こると言われた現象ではないか!じ、実在したとは。」
うおおおお!わかる、わかるぞォォォォ。俺の職業と能力がァ。
俺の職業は支配者。
能力は……ッ‼︎現象改変とアカシック・レコード。
現象改変は効果は1つだけだがこれは強い。
実際に起きた現象を自身の望む様に変える事ができる。
アカシック・レコードは全てを、そう全てを、過去も未来も全てを知る事ができる。
「あなたも待っていてください。あと水晶の弁償もお願いします。
まずは水晶が溶けたって現象を変えようか。
そうだついでにセタとロネにニチャァーといやらしい笑みを浮かべた。
俺神だよって、俺、勇者より圧倒的に強いよって、俺、支配した場合によっては皇帝より偉いよって。
ティアには溢れんばかりの笑みをむけた。