初めはナレーション的な私の語りから。。
この物語は
とある高校に通うリアル充実しまくりの
男子高校生の拓が神のイタズラに
巻き込まれに巻き込まれて
最悪だけど最高な世界になるそんなお話。。。
キーンコーンカーンコーン
(あー終わった帰るかぁ)
「俊!明!帰ろうぜ」
俊「おっけー今日どっか寄ってく?」
明「拓に付き合うと異世界転生物漁りなるから俺はパス断固パスめっちゃ帰るよ」
「めっちゃ帰るってなんだよ汗」
俊「こいつ彼女はいないけどリア充の鏡見たいやつなのにオタク共が好きなもの大好きだからな」
「いいだろ趣味は人それぞれなんだよ」
(幼稚園から高校まで一緒の幼馴染のこいつらにも内緒だが俺は異世界転生物アニメが好きそれは否定しないでも一番の理由はアニメは純粋に好きだけど異世界転生物は俺と違うリアル負け組共が頑張ってるの見るとゾクゾク優越感に浸れるからなんだよなぁ)
俊「何ニヤニヤしてんだよ拓」
「いやなんでもない夕飯何かなって」
明「こいつのニヤニヤ癖たまに出るだろ病気みたいなもんだろほっといてやれよ」
「あーーきーーらーーくーーん???」
明「あっごめ、あっちょやめて痛い痛い」
(ふぅこんなくだらない日常を過ごし続けれたらいいな)
(こんなフラグっぽいの立ててたらなんか起きたりしてまぁアニメでも漫画でもねーし無いよな笑)
ギーーンゴーーンガーーーーーー
「うっわうるせえなんだこれチャイムのあのなんかあれがあれして故障でもしたかよ」
俊「この音もうるせえしあれあれ拓もうるせえよ!」
明「何これヤバいかもこの音で地面揺れてるよ!」
あちらこちらから悲鳴が聞こえてくる
建物が倒れていく音、爆発音、上がる火の手
(あのーこれフラグ立った?俺の人生アニメルート?でも突入?何これ?こっから魔法陣出てきて転生とか?まじで?じーまーで?)
???「あーあーマイクテスマイクテス
どもー邪神ですィェーィ」
急に頭の中に直接響くかのような高らかな女の声が鳴り響いた
周りの人達も頭を抑えて不思議そうな顔をしている
(え、ちょっと待って邪神とか言った?これマジでルート来たの?え、マジ無理なんだけど)
俊「な、なんだよこれ」
明「携帯も繋がならない!」
邪神「おー無事聞こえてるっぽいね人間共〜w困惑してると思うから簡単に説明してあげるわしゃーなしだかんな!」
(何が起きてるんだ困惑?当たり前だろ俺のくだらない日常アニメルートとか笑えないってなんなんだよ)
邪神「人間共は戦争を繰り返して今の平和な世の中を手に入れたなギリシャに中華も凄かったな日本の侍も良かったなぁ
あぁすまんね話が逸れた、人間の世の中いや世界では戦争が無くなった、でもな神の世界では、お前らを創造した時から戦争をし続けてるんだよ知らなかったでしょ〜」
この時拓も含めて周囲に居た人達は心の中で皆同じことを思った
(いや知るわけ無いしなんだなんなんだよそれ。。それが今の状況にどう繋がんだ大災害じゃねーかそこら中)、と
邪神「まぁこれとお前らのこの状況がどう繋がると言うとな、邪神軍vs善神軍の戦いで、邪神軍が大いに優勢に出て色々にあるの世界のうちお前の世界の支配権を3分の2奪い取ってもっと楽しそうな世界に変えてやろうって、イタズラし始めたからなんだよね。それまでは、バランスを保ってたから何も出来なかったんだけどね〜あ、ちなみに私邪神王!王様偉いんだよ!」
(。。は???イタズラ?イタズラでこんな状況になってんのか?しかも王様?は???しかもこいつ何人も人格があるみてえな気持ちわりいなんなんだよほんとにこれは。。)
邪神王「ってことでとりま地球の大陸今一つにまとめちゃった(てへ)俗に言うお前ら人間が大好きな魔物とか悪魔族、本とかだと魔族ってなってるののガチバージョンのとかそっちの世界に送る事にしたから!」
(訳がわかんねえ、大陸をひとつに?魔物?魔族?そんなものがリアルに存在していいわけねえだろ。そして俺が転生してるヤツら側とか本気で無理なんだけど、てか普通にそんなヤツら送り込んだら人間みんな即死だろ。。)
邪神王「そんなもん来たら即死〜とか思った?思ったよね!だか、ちょっと受け取る時に痛くなるけど、人間全員に固有能力俗に言うスキルってやつを上げることにしたし一国に1人勇者ずば抜けてそのスキルが凄いやつを作ってあげることにしたんだ!キャハハまぁそうしないと世界の均衡が保てないんだけどね」
(スキルぅ?勇者ぁ?ふざけんなよ雑魚スキルだったら生き残れねえしリア充からゴミに降下じゃねえか?!?!勇者でも色々責任とか面倒くさそうだし。。)
そうここで拓は人生の基盤が崩れてく所とこれかのことを想像して最悪ということに気づき考えることを放棄し下を向いた
周り人達も同様に下を向き落胆とした。
誰一人として声を発し顔をあげようとはしなかった
邪神王「まぁつー事で今からスキル上げちゃうからね〜痛いけど我慢してね〜すぐだからね〜」
。
。
。
「あ、いいいぎぁああうわぁぁぁあがっうげぇぁぁぁ」
拓と同じ様に周りの人達も叫んだ声にならない叫びを出した
(い、痛みは引いたけど声が出せない起き上がれない力がはいら。。な)
邪神王「はーい痛いの痛いの飛んでけー」
「痛みが消えた?!俊!明大丈夫か!」
俊「し、死ぬかと思ったなんなんだよほんとにこれはァ」
明「はぁはぁ」
邪神王「はーい話を理解出来てないアホ共も多いみたいなんで人間の皆が直接理解出来るように頭に叩き込んであげる!理解出来たやつからステータスって例のやつ言ってみてね
じゃ皆状況だけは分からせてあげるからこの後は頑張ってね〜」
そのあとの全世界の人々は同じ行動を取った
また強烈な痛みに襲われ全てを理解した後
ステータスと口に出し
よくある能力値を見る画面が目の前に浮かび上がってきたのである。
(ステータス。。職業勇者。。?嘘だろおれにきた?負け組共を嘲笑うのがいいのにその当の本人に俺が?)
(勇者。。俺が勇者一国に1人の勇者。、クソ最悪な世界にしやがったあの邪神王)
明「とりあえずもう今は警察も自衛隊からの助けは望みが薄いと思う俺たち幼馴染3人組で生き残る為に状況を把握しよう俺達の能力。。職業?これだ二人とも確認してくれ!」
俊「俺はタンカーだって何何?大盾などを用いて敵の攻撃を遮断し味方守る。。だってよ」
明「俺は魔術師、ほかの職業より魔力が多く覚えられる魔法の範囲が広い、か。
拓はどうだったんだ?」
俊「おい!拓聞いてんのか!おい!」
「俺は勇者だ全ての職業に適正があって普通より計り知れないほど強いだってよ。。最悪だ」
明「何が最悪なんだ!俺たちで生き残る為にはこれ以上なく心強いだろ!」
俊「そうだぜ何が最悪なんだよ今強いってのはいいことだろ?!」
「こんな主人公俺の柄に合わないんだよ生き残る為には最高だけど負け組共が力を手に入れて頑張るのを嘲笑うのがいいのに俺って。。」
俊.明「ぶっホントにお前はぶれねーな笑」
明「拓ならこの最悪な状況を作った邪神王達を倒すためにその状況を利用して強くなっちゃうのはどうだ?」
「そんなことが出来んのかな。。」
明「出来るできないじゃなくそれをモチベに強くなろうそして生き残っていつの日か邪神王達を倒そう」
俊「そうだぜ拓!おれ達でやってやろう!仲間も集めてな!」
(ほんとにこいつらは。。笑)
「じゃぁ俊の馬鹿さと明の頭のキレを乗るとしようかな」
俊「おい拓こらおい!」
明「ハハその調子だ頑張ろう」
(俺の日常をぶっ壊して最悪な世界にしやがったてめーらを絶対にぶっ倒すその為に強くなってやる首洗って待っとけや)