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XX1 第1章のまとめ

基本的に作中で説明してあるもののまとめとなっております。

本編を読むのは面倒、でも設定は把握したいっていう方はご利用くださいませ。


あとは登場人物の綴り。

ゼファーヴェイン武具店-異世界紋技師営友譚-



ルカ

 機械人間。魔術と科学の融合により、感情までもが再現されている。通称ルカ。名づけの意味は「calculator(計算機の意)」・「カルサイト」から。

「痛み」という部分だけが組み込まれていないため、戦闘用にも使われている。容姿はかなり中性的だが髪の毛が長い。美少年にも美少女にもとれる姿。銀髪碧眼。

 男でも女でも本来はないものの、なぜかスカートを履いている。

  =後に女として生きることを決定した。



シルフィール・フィーリネ(Shelphil Phyline)

 機械担当の女性。転生者、前の世界は巨大ロボットが駆け回って戦争する世界で、技師をしていた。

 ルカの設計も彼女であり、ルカの容姿はアヴェロンの好みではなく、シルフィーネの好み。金髪金眼で髪の毛はポニーテール。豊満な胸のふくらみを抑えるためにサラシを巻いている。

 権力という言葉を人一倍嫌っており、そのため王子にはいいイメージを持っていない。

 名前の由来は「シルフィード」

 


アヴェロン・エズクーバ(Arvellon EzCuver)

 魔導担当の男性。転生者、前の世界では魔剣鍛冶職人として世界を放浪していた。

 この世界でもその才能は受け継いでおり、驚く場所に人脈があったりする。

 「魔法のかかわったものに任意で命を吹き込む」という能力を持っており、それが魔紋獣器作成のルーツとなっている。

 右赤左青のオッドアイで、髪の毛は長く白い。

 自身の能力が全能でないことを理解している上で、最善を尽くそうと日々工房に篭っている。

 名前の由来は「アヴァロン」と「エクスカリバー」



ロザリオ・リンネ(rosarium Rinne)

 アヴェロンの旧友。剣豪で世界中を旅して回っている。

 魔紋獣器を、2人に作ってもらうために店へやって来た。

 自分の背丈ほどはある大剣を担いでいる

  →魔紋獣器と引き換えにアヴェロンに譲渡。

 数年前にアヴェロンとともに王都【アンドロメダ】を救った英雄であり、今回も王都を救った。

 また、転生者ではないが人離れした身体能力と耐久力を保持しており、不死身とも呼ばれている。

 所持:威圧制御の護符・不死鳥型魔紋獣器:《§α¢Яaサクラ



アレク・フルル(Alek Hurl)

 居酒屋「セイリュウ」の店主。アヴェロンの友人の1人である。

「英雄」に憧れており、王都の英雄となっていたアヴェロンに助けられて感銘を受けた。

 店で魔紋獣器を使い始めた最初の例であり、双方の店に双方がよく行く関係になっている。

 所持:3体の魔紋獣器



イゾルデ・トリストラム(Isolde Tristram)

 シルフィールの親友で一級の魔法師。アヴェロンに一目惚れし、店に居候するようになる。

 肌は褐色で髪の毛は雪のように白い。容貌だけをみると幼いが、彼女曰く「千年は生きた」のこと。アヴェロンは信じていないばかりか、彼女を転生者と予想している。

 実際、アヴェロンと同じくらいの時期に転生。種族は転生者のみに現れると言われた【聖魔族バルデュバル】。

 魔法薬を作るのが得意で配合の成功率を「強制的に成功させる」能力を持つ。その能力=才能から王族や貴族に「夢幻の麗人」という異名を付けられている。

 名前の由来は「イゾルデとトリスタン」から。



ヒュリオン・プトレマイオス(Hylion Ptolemaeus)

 王都【アンドロメダ】の存在する「プトレマイオス王国」の王子。

 国内の単独視察のとき、アヴェロンと出会い以後親しくなる。ヒュリオンに取って、アヴェロンは気兼ねなく話のできる一人であり、彼には敬語を求めていない。

 腕力というよりは頭脳で分析をするタイプで、自分にアヴェロンのようなチカラを持っていないことに悩みを持っている。

 龍討伐の時に危機をルカに助けられ、惚れてしまい仕事ができなくなるなど不安定。ルカが機械人間だと知って地雷を踏んでしまい、はてに言葉通り「生みの親」であるシルフィールには嫌われる。

 が、まだルカのことは諦めていないようだ。

 名前の由来は「ひょう」と「獅子座」



セリシト

 ヒュリオンの執事兼護衛。諜報などでは優秀だが、天災レベルの脅威に立ち向かえないことを自覚した上で、ヒュリオンを守ろうとしている。



魔紋獣器ビースト・アーゼス 

 この世界でアヴェロンとシルフィールにしか作成することのできない、特別な魔武具。

 通常時は疑似生物のように動き回るが、持ち主の必要とあらばパーツが展開され、武器となるようにギミックが施されている。

 オーダーメイドで発声装置をつけたり、その他様々なオプションをつけることが可能だが、起動してからの機能追加は不可能。

 手のひらサイズの魔紋獣器であっても、値段は6桁を優に超える。

 上の階級、または富豪に人気の使い魔。通称「ビーゼス」。


魔装武具

 アヴェロンが作っている製品の事。基本的にアヴェロン自身は魔導のかかった商品しか作らないため、すべての商品が高くなる。

 「テーマ」に沿った魔導を体現する道具が多く、医療器具も存在する。

 作成手順は惜しげなく晒しているが、仕組みはアヴェロン自身わかっていない。本人曰く「なんかできた」の事。

 作業工程は神秘的な雰囲気ただよう幻想のようなもののため、その工程満たさにリピーターが数人存在する。


技装武具

 シルフィーが作っている製品の事。設計から何から、すべて彼女がやっているためアヴェロンにも真似することはできない。ルカは簡単なものなら可能。

 一つのもので複数の用途に使えるものが多く、汎用性に長けるが武器などは作成が難しいらしく、彼女はあまり作りたがらない。


「ゼファーヴェイン・ルカ」 (ZEPHYR Vein Luke)

 2人+αで経営している武具店。アナグラムで二人の名字になる。

 技武具を西側、魔武具を東側。真ん中に魔紋獣器が陳列されており、日々客でにぎわって……はいない。(商品が周りの店に比べても高い為)

 しかし、使い魔形態のみの「ビーゼス」とのふれあいスペースなども設けられているため、子供が入ってくることが多々ある。

 上階は居住スペースとなっており、友人を泊めることが可能。

 

 


何か説明してほしいものがあれば、ご感想などでお知らせくださいませ。

夕方~夜に1話、小話を更新する予定です。


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