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パフェぱくぱくですわ〜!

 

 

「あ、起きたっすね」店員は気づく。

 

「よかった。おはよう、調子は大丈夫?」

 

 スバルはゆっくりと首を動かし視線を漂わせる。そして「はら……ぺこですわ……」ふるふるとふるえながら、か細い声をだす。

 

「そっか、瀕死だものね。なにか食べ物を……あ、ちょうどいいところに、ユニ」とエムリアは従者に声をかける。

 

「ふぁい?」ドナドナパフェに夢中だったユニはスプーンを咥えなから答える。口元に少しクリームがくっついている。

 

「この子にパフェわけてあげて」

 

「え〜」とユニは口をへの字にする。

 

「嫌がらないの。この子死にそうなんだから……」

 

「わかりましたよ〜」とユニはドナドナをナイフで一口サイズに切り、クリームを乗せてスバルの口に持っていく。

 

「わぁ……おいしそうですわ……」はむっとスバルは早速ぱくつく。あむあむと堪能する。

 

 しゃっきん。いままで半目だった瞳がぱっちりとひらき、顔色に生気がもどる。

 

「うめぇですわ〜! もっとくださいまし〜」と足をぱたぱたさせてロリスバルは喜ぶ。

 

「もう一口……あげてあげて」エムリアは言う。

 

「はい」とユニはもうひとかけら差し出す。さっきより少し大きい。

 

「うめ……うめ……」にこにことスバルはほおばる。

 

「いいぞ、いっぱい食え……! おかわりもあるよ……!」ユニはそういいつつさらにかけらを差し出す。

 

「……いいの? ユニ、貴方の分なくなるわよ」エムリアは

 少し心配する。

 

「いいんです。この子、とっても美味しそうに食べてくれるからかわいくて……」でれでれとユニはほっぺをゆるませていた。

 

 スバルのHP表記が「120/1700 HP」に変わっていた。そして身体もいつの間にか大きくなり9、10才ほどの少女になっていた。

 

「……う、少し重くなってきたわね。ちょっと降りてもらえる?」よいしょ、とエムリアはスバルの脇を掴んで降ろし、ユニとの間に座らせる。

 

「足りないですわ〜。おねえさま、もっと、もっとくださいまし〜」ユニの袖をくいくいとひっぱりスバルはおねだりする。

 

「おっ、おねえさま……かぁいいねぇ、お嬢ちゃん……。じゃあもう、全部あげちゃう。はいナイフとフォーク!」ユニはスバルの目の前にドナドナパフェの乗った皿を寄せる。

 

「やったですわ! ありがとうございますわ〜!」と満面の笑みを浮かべ、スバルは喜び、早速ぱくつきはじめる。

 

「そういえば、貴方の名前……スバルさんというの?」エムリアはさっきへティアがちらと言っていたのを思い出す。

 

「そうですわ! わたくし、ナツガミ・スバルといいますの〜! ぱくぱくと食べ続けながら器用に話す。

 

「なるほど。あ、私はエムリアよ。エムリア・スカレットというの。そっちは従者のユニ」

 

「ユニです〜。あ、エムリア様はここら一帯の領主のひとり娘……お嬢様なんですよ〜」

 

「こ、こら。勝手に紹介しないの……」

 

「奇遇ですわね! 私もお嬢様ですわ〜! 世界をまたにかける企業、夏神家のひとり娘ですわ!」スバルは胸を張って答える。

 

「夏神家……初めて聞く名前ね」エムリアはつぶやく。

 

「まあ知らないのも無理ありませんわね……わたくし転生してきましたから〜」 

 

「てん、せい?」ユニは首をかしげる。

 

読んでくださりありがとうですわ〜!

面白かったら評価していただけると嬉しいですわ〜!

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