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現代自由詩運動

小説→物語の巧みさ

詩→描写の巧みさ

続いては、現代自由詩"運動"についてです。


文学界のことを文壇と呼んだりするみたいですが……これは詩も当てはまるのでしょうか? 詩界なら詩壇??

と、まあ、ここでもやはり、小説にくらべて一歩マイナーになってしまってる感はありますね。

先ほどの絵画と詩歌もそうですけど、詩専門用語をきちんと定めて、きちんと浸透させることが、詩界にとって重要だと思います。

(ただ作家というと、小説家のことを指すのは、小説がメジャーなジャンルであることの証ですよね。)


作品に携わる人は、3組に分けられます。

①創作する人

②批評する人

③鑑賞する人


作品に関わってる人は、何も作者だけではないのです。

当たり前ですが、観てくれる人がいないと、作品としては成立しません。(※潮風の定義では、作品は、誰かに何かを伝えることが前提。そのための道具=方法によって芸術として分類される。)

特に言葉は二次的な表現方法なので、読む人読む人によって、作品の汲み取り方もバラバラになりやすいです。小説と違い、詩は描写だけでいいので、言葉の意味やニュアンスも感覚に左右されがちです。もっと言えば、同じ人が読んでも、その日の気分で感じ方も変わってくるかもしれません。でもそれは詩以外でもそうか……。


詩ジャンルにキャッチコピーをつけるなら、"読んで初めて完成する芸術"。


伝達方法が二次的なだけであって、言いたいことを直接言っちゃえるのは強みですね。

頑張ろう、というメッセージを絵で表現するより、頑張ろう、って言っちゃえばすぐです。これは早い。


と、脱線しました。

本題に戻りますと、作品には作る人と観る人が必要になります。そして観る人は、専門知識のある人・ない人に分けることができます。

意外といいますか、実は作品に触れる人は、専門知識のない人の方が圧倒的に多いです。娯楽作品になればなるほど、その傾向は高まります。

専門知識のない人を素人と呼ぶことにすると、素人は何も分からない真っ白の状態で作品に触れることになります。すなわち"心"で感じるままに。=娯楽的思考

対して玄人(専門知識のある人)は、頭で考えながら作品を読み取ろうとするはずです。=芸術的思考

そもそもの鑑賞方法が、素人と玄人では異なると言えます。よく「これは玄人向けの作品だな」とか「これは素人受けを狙ったな」とか言うのは、芸術的なのか娯楽的なのか、と言うことだと思われます。


素人にも玄人にも一定の評価を得られる作品を作ることは難しいですが(芸術的かつ娯楽的な作品を作れ、ということになる)、このページで言いたいことはそういうことではなく、どちらの立場も大切で必要だと言うことです!

作者が作った作品を、お客さんが鑑賞し、専門家が分析する。詳しい人も詳しくない人も、それについて議論を重ね、その作品ひいては作者の「価値が決定される」。

これが正しい芸術界の流れかと。

この流れが、少なくとも「なろう」内の詩ジャンルでは、できていないように感じます。そもそも小説サイトなので仕方ないですが……。


そこで出てくるのが、作品に設定できるタグです。

普通の詩である、「現代自由詩」というタグをつけるだけで、"現代自由詩運動"に参加できる、というものです。

このタグがついた作品には、潮風詩央が読みに行き、感想を書きに伺います。というものでした。すいません、最近は巡りきれていません。。。

それだけではなく、そのタグ自体が、普通の詩をもっと広めたい! という意思表示になり、賛同者同士で、まずは横の交流ができればいいな、と潮風は考えています。

もっと詩壇を活性化させたいです。

もっと詩作を活性化させたいです。


以上が、現代自由詩運動の項目となります。

また何かイベント的なのやりたいですね。

うーん、やはり、詩壇を別の言い方にしましょうか。壇、ていうと一段上から物を言ってるみたいなので、うーん、地平線ならぬ詩平線?

ポエム・ホライズン。「なろう」だし、某ホライズンみたいで良いのかも(笑)


それではみなさま、次の詩平でお会いしましょう!

やはりしっくりこないかな。

一周回って(?)ORANGE RANGE聴いてます。

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