第6話 私の美貌に酔い痴れなさい
今回は光が見事、ラージャを倒した後のお話。
ラージャから出てきた宝玉の能力でツバキが・・・
後は本文にお進みください
僕が放った銃弾はラージャの額を貫いた。
「わしの力は永遠なはず・・・こんな若造に及ばぬか。いずれ、お前も他の試練で死ぬであろう。それを楽しみにしているぞ。」
「悪いがそれはないよ。」
ラージャは雄叫びとともに眩い光に包まれて消えていった。すると、光の中からオーブのようなものが舞い降りてきた。
『それがいわゆる宝玉です。宝玉には様々な能力が秘められています。その緑の宝玉の力は永遠の命です。』
「これはまたゲームらしいな。はじめから永遠の命とは、また笑わせる設定だな。」
僕は降りてきた宝玉を両手で受け止めた。
『でも、この能力は設定上要らないものですね。なので私が受け取りますね。』
「は?なんでだよ。」
また何かよからぬことをするに違いない。僕はツバキに渡さないようにしようと決意した。
『光様?能力を使ったところで宝玉は無くなったりなんかしませんよ。なので早くその宝玉を掲げてください。』
能力を使っても消えない?だとしても怪しすぎる。
ボス戦ではツバキの助言で助けられた。ここで信じるべきなのか?
僕は半信半疑ながらもツバキを信じて見ることにした。
しかし、条件付きでだ。
「いいだだろう。だが、条件付きだ。」
『なんですか?光様。私に何をしようというのですか?光様はとんだ変態ですね。あんなことやこんなことをしよとでも思っているのですね。まあその年でそんなことを考えない方がバカですから。』
「どういうことだ。でも、それもいいかもな・・・」
このリストギアでもわかるが確かにツバキは綺麗な姿で確かにエロいオーラを漂っている気がする。
しかし、このゲームのことだ。進めるうちにツバキは具現化し、腕に付いている邪魔な物も取れるだろう。
今はお預けだ。
だから僕から出す条件はただ1つ。
「僕に魔法を教えてくれ。それが条件だ。」
『あ、そんなことですか。装備1つ脱ぐくらいまでは覚悟していたのですが、いいでしょう。でもお忘れなく、魔法はむやみに使うものではありません。使いすぎには注意です。』
このAIめ、僕の考えを見透かしてやがる。発言するたびに返ってくる皮肉じみた言葉はどれだけ聞いても慣れない。どんな設定をしたらこんな仕様になるのか教えて欲しいくらいだ。
僕は嫌々、宝玉を掲げた。
『光様、それでいいのです。これで私は絶対的な力を入れることができる。』
《汝に告ぐ。我、汝の力を受け入れ其の物を使いこなさん。汝、その輝きを持って自然を癒し、大地に恵みをもたらす。汝、その深碧の輝きたるは永遠の命を灯す。我は光の巫女であり、世界を統括する者なり。さあ、我に力を示せ!》
ツバキの言葉に宝玉が反応し、僕の手から離れた。そして眩い緑色の光が差し、そこから女の人のような影が見えた。
「光様、恐れおののいてるところ悪いのですが、私も同じ人間の体を手に入れました。」
僕は当然、困惑していた。もう意味がわからない。先ほど、予想していた具現化が今実際に起こっている。それはまだ許容範囲だ。
その次だ。ツバキがこの世界を統括する者?光の巫女だと?
もう僕の頭はオーバーヒート寸前だ・・・
宝玉の能力でツバキがなんと具現化しました!
次回は光が魔法を習得します!
来週、投稿いたしますので是非次回もお楽しみにしてください!
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ではまた違う物語でお会いしましょう!




