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エレメンタルオーバー  作者: 冷潤 
四季のダンジョン編
6/6

その教師、嵐につき。

絶体絶命のピンチに瀕している二浄。

強大な力をもつ敵に歯が立たず悔しくも地に伏す羊陽。

そのとき、嵐はやって来る!

その時、頭上を何かが通った。

その何かを見ることはできなかったが、少なくとも新手のモンスターではないことはわかった。

ー二浄サイドー

すごい音がしたんだが。だいじょうぶだろうか。と、その時、

巨大なもぐら型モンスターが現れた。

「あ、あれはメタルクロラー!僕が苦手とする土属性や~」

と土神。

「風も効果は望めないわ。せめて雷か火が居ないと太刀打ち出来ない」

冷静なクラス委員長。でもそれって大ピンチじゃない?

こっちに気づいたそいつは突進攻撃を仕掛けてきた。それをなんとかかわす。すかさず飛び道具で応戦するが、何しろ硬いので、さほどきいた様子はない。

二度目の突進攻撃は委員長一直線で行った。不幸なことに委員長はかわし損ねた。もうぶつかる!という瞬間、物凄い大嵐が吹き付けた。

うがあああああーー

とぶざまに宙に浮く俺は確かに見た。剣のひとふりで竜巻をおこす女教師を。

「あれは!風と雷、両方のエレメントを同時に使っている!」

いいなー。俺なんか無エレメントだぜ。2つ持ってんなら一個くれよ~と思ったが、急にかぜがやみ、落下しだしたので言えなかった。

その謎の女教師は双刀を頭上まで降りかぶり、一気に相手に向かって降り下ろした。

その教師とメタルクロラーには50mは距離があったのに、一瞬にして竜巻の刃はメタルクロラーをなぎ倒した。

「す、すげえ」

と思わずいってしまったほどだ。

さらに双刀の一本を地面に突き刺し、電撃スキルを発動させた。そして帯電した刀に、こんどは風を纏わせた刀を近づけていく。そして、合わさり、激しい電気を放出するエネルギーの塊になった。

「さて、理科の時間です。1億Vの電圧と、瞬間風速が竜巻並みの風を合わせたものがあります」

ーさて、どうなるでしょうか。

高エネルギーの塊と化した刀はみるみるうちに、圧縮されてバレーボール位の大きさに変えられた。

こんなものが当たれば、人間はおろか、町が消し飛ぶだろう。

そしてその高圧縮エネルギー弾を三本めの刀で突いた。あり得ない速度で。

ゴウッ!!と音をたてて弾き出されたエネルギー弾は、メタルクロラーに当たった瞬間、激しい放電と切り刻む突風が巻き起こし、メタルクロラーを跡形もなく消し飛ばした。

消滅した所の地面に、まだ少し、ビリビリッと電気が残っていた。

「超高位エレメントスキル、嵐滅弾(デリートストーム)。わたしはそうよんでいるわ」

文字通り何もかもを消した。

ー嵐が過ぎたあとのようだった


あとがき

エレメンタルはあまり更新できなさそうです。

ソナタメインでやってくんでよろしくお願いします。


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