小説の凄みは、きっとラブレターのそれに似ている
たった数文字で。
最初の1段落をちょっと読んでみただけで。
これは! と。
ガツンと衝撃を受け、引き込まれていく。
そこまでじゃなくても、ほんの少し読んで行っただけで感じる。
空気感。
キャラクターの心情。
あ、これ。
この小説、きっと好みなんだなって。
いきなり分かっちゃう、そんな感覚。
そして、読み終えた後の、得も言われぬあの読後感。
そんな小説の〝凄み〟。
これって実は、ラブレターのそれでは?
……ラブレターってもちろん文字の羅列ですから。当たり前かな?
キャラクターやストーリーに覆い隠された作者のメッセージや秘められしテーマ。
それは正に、ラブレターに篭められた「貴方が好きです」と似てる。
メッセージの中身は当然別として。
作者の届けたかった小さな世界が、きちんと読者の中に生まれ出てくる。
鮮やかな感覚として、受け取った側に再現されて行く。そんな大切な過程。
小説で伝えたいのは勿論「読者が好き」じゃなく、多種多様でしょうけど。
言葉は全て、受け取り手が理解しようとする甚大な努力と協力が必要。
文章を理解し、自分の内に再現しようという意思の元で成立している。
いずれにせよ読んで貰えるという事は、読者から作者に橋が架けられている。
そこを渡ってくるのが、綴られた言葉と、それに彩られたもの。
でも現実世界で。
ラブレターは、ただそれだけに頼る時点で、相当分が悪そうです。
だって、文章以外も一緒に伝えた方が普通は明らかに良さそう。
上擦った空気の振動、表情、仕草などを添えた方が、きっと心に迫る。
加えて、文章だけでは〝受け手の協力が得られない〟ケースだって。
つまり、橋が架けられないまま、まともに読まれないで終わる事も。
読み終えて貰って、結果、「貴方が好き」ってちゃんと伝わってる。
これってやっぱり、小説の〝凄み〟と同じでは。
ところで、駄目なラブレターって何でしょう?
個人的には〝自己都合オンリー〟と〝全部継ぎ接ぎ〟の2大巨頭かな?
自己都合オンリー、即ちひたすら自分の事情だけを書き連ねる小説。
そういう方が私は好みって人も、ひょっとしたら居るかな?
でもそれは恐らく、〝先に知ってる他の要素〟が色濃く影響している筈。
だって〝得体の知れない誰か〟が、〝いきなり自己都合だけ〟伝えてくる。
そんなの普通、相手にしたくないような。
(逆に〝先に知ってる他の要素〟が悪影響する事も)
そして、全部継ぎ接ぎは、必ず何かしらの〝軸〟が必要。
よくある台詞や名言を部分的・技術的に組み合わせて使うだけなら良いかも。
ただ何の軸も無く、言葉の上手さだけで偶然読み手の心に響いてしまったら。
その後会ってみようと思った時、「貴方が好き」が全く無かったら。
それはもう悲惨ですよね……。
むしろそこには、書いた相手すら存在していなかったのかも?
きっと、そう言う事なのでしょう。
ちやほやされている雰囲気にどっぷり浸り、直接会おうとしなければ良い。
その蓋を開けなければ良いだけなんですよね。
因みに私の場合、相手に「貴方が好き」って伝わらなくても全然良いです。
更に「好き」だなんて、絶対直截的に綴らないです。
多分、貴方が好きだから「好かれたい」とすら思ってない。
ただ何かしらの感情、強い思いが芽生えてくれれば、それで良いんです。
永遠に一方通行の片想い。それが良い。それで良い。
小説によって「私は他の人が好きだったんだ」と気付いて貰えても。
一旦橋が架けられて、何かがちゃんと届いただけで、それだけで十分嬉しい。
最後まで読まずに打ち捨てられなかっただけで、全然マシです。
これって、自己都合の延長線上……なのかな?
そういえばラブレターじゃない普通の小説って、一体誰に渡す物なの?
様々な商業活動では、俗に言う〝ペルソナ〟を作るそうで。
要するに、適当にターゲット層を想定し、属性などを丁稚上げて考えて行く。
その人が普段何を欲して、どんな風に消費するのかを深く掘り下げて行く。
例えば、流行の雛形・定型小説が嫌いという意見をよく目にします。
私もあまり好きじゃない方。
でも、安心出来て好き、〝王道〟だって要は雛型の一部、という意見も。
それって、単にペルソナが違うだけなんですよね。
この小説を一体誰に受け取って欲しいのかという狙いだけの話。
世界中の誰からも好かれるなんて、そんなの到底無理無理!
商業性を考えれば、より読者の付きそうなペルソナの方が良いに決まってます。
ペルソナを上手く見定めれば、きっと継ぎ接ぎだらけだって何の問題もない。
あと大切な小説が〝ポスティング〟みたいに扱われたら、悲しいかもしれない。
でも、それも歴とした戦略。
相手をどう探すかという面では、〝瓶詰めの手紙〟とほぼ同じ。
それに、ここだって既にポスティング。
中身の良さとは、レイヤーが違う。
だからやっぱり。
小説の〝凄み〟は、きっとラブレターのそれに似ているんだろうなって。
実はこれ……全部人工知能さんに書いて貰ったんですよ!
って言ったら、どう思います……?
うっそでーすw d(*´∀`*)b
全部自作ですよコンチクショウ!
端末古過ぎて、Web版すら使えないからね……悲しいね!
(´;ω;`)
なお私は小説はほぼ書きません。
こうして適当な日記ばっかり。
遺言型(?)が表に1つ出てるきり。
一応次のも書いてるけど 相続相手 をさっぱり考えてなかったよ……(>_<)
しかももう素寒貧で 資産 も一切ねぇ。我ながら書いてる意味ある?
あと、やたら精度の高い「無限の猿定理※」君。
目下 "軸" を入れない粗製乱造のスパム状態で、どうなるんでしょうね。
※無限に猿にキーボード叩かせたら、シェイクスピアも書き上げるとかどうこう。
でもその先の、更なるクオリティアップと当然の下支えは、きっと見えてる未来。




