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⑺『マッド・エラー』
⑺『マッド・エラー』
㈠
異質なる原質という言葉が、昔、使用した通りに、使用できる訳ではない。昔と今とでは、状況も何もかもが異なっているからであるが、しかし、異質なる原質というものは、一種の、マッド・エラーではあると、認識している。
㈡
我々は常々、原質なる原石に向かって、話をしている様なものだ。それにしても、そこから、マッド・エラーが始まっているとすると、大変に恐ろしいことだ。マッド・エラー、悩まされることではない、身体に直撃するのだから。
㈢
それでも、マッド・エラーは、実に巧妙に、身体をアタックkした後、素早く去って行くのである。いやがおうにも、不可視であるからして、俺は実存の恐怖に、殊の外悩まされそうだが、それこそ、マッド・エラーのしてやったり、になるのだろうか。分からないな。