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⑷『マッド・エラー』
⑷『マッド・エラー』
㈠
確かに、マッド・エラーというものは、存在するようだ。現象するようだ。いくら俺が、神に拝跪しても、マッド・エラーは収まってはくれない様で、心底困っている。困っているのは、それは、マッド・エラーが、深刻な事態を引き起こしかねないからだ。
㈡
結句、マッド・エラーによって、精神状態はおかしくなる。現に、闇から闇へと、悪徳を拝借して、動態する暗躍屋が居るんだろう。それはそれで、良いとしても、マッド・エラーまでがその様であれば、大変困るのである。
㈢
何が言いたいか、良く分からなくなって来たぞ、と思えば、マッド・エラーにしてやられた状態である。既に、俺の脳髄は、マッド・エラーに浸食されているのかもしれない。それでも、明日はやって来るから、戦わねばならないのだ、マッド・エラーとね。