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なろうの感想くんさ・・・

作者: gokio

どうも初めまして。

普段は隅から本文を読んでいるゴキブリだ。

皆はなろうで何を読んでいるのだろうか。

私は主に恋愛、ヒューマンドラマ、その他を中心に読んでいる。


さて、そんな隅っこの方で多くの作品を読んでるだけの本の虫である、いやゴキブリである私が筆を取ろうと思ったのはなろうの感想にある。


なろうには各作品に、連載物では各話ごとにも感想を送ることができる。これにはコメントだけでなく良い点や気になる点についてもコメントを送ることができる。これによって作者は読み手がどのように作品を捉えているのか、どの点が好まれるのかを直に聞くことができるものとなっている。当然アンチコメントなども一緒に投げ込まれてくるので諸刃の剣ではあったりするが人からの視点というのは自分では気が付かない部分も多くあるため人にとっては大きな成長の機会を得ることができる機能だ。もちろん感想でつぶれてしまっては元も子もないので受け付けない機能もあるのは素晴らしいと思う。自己防衛は大事(´・ω・`)


感想を皆は書いたことがあるだろうか。

率直な思い、指摘、考察、感謝、感動、怒り、悲壮・・・

様々な感想があると思う。

かく言う私も感想を書くことは好きで、文才のない私が何様目線やねんではあるのだが表現や物語の構成などに感動した思いを良く書く。


そんな感想たちではあるが他の方の感想を読んでいるとたまに気になることがある。


「~を出すな」

「~を見たくない」


といった感想だ。

良くない感想というのは多く存在する。当然私のコメントも良いかどうか誤っている場合もあるだろう。その為なるべく連載作品などでは完結前に考察関連やキャラの好みについて書かないようにしている。これは作者が元々描いていた道から修正を加えた結果構成が破綻する可能性があるからだ。しかしこういった考察コメントは正しく諸刃の剣で作者にと手のヒントになることもあるので明確に悪いとはいいがたい。しかし、上記二つのコメントはどうだろうか。これをキャラの好みで片づけてはいけない。


物語に登場する人物やシーンにはそれぞれ役割が存在する。それぞれに役割を振り分けキャラ同士が交差することで物語が進んでいく。これは各キャラが担う役割の数が少なくわかりやす方が読みやすくなるが話が単調、フィクションになりやすく、役割が多く分かりにくいほうが読みにくくなるが複雑、リアルになりやすい。これを理解して読む必要があるかというとそんなことはなく前者が好みの人にとっては後者が、後者が好みの人にとっては前者が「なんやこいつ、行動の理由がわからへん・・・なんなんや・・・」となりやすい位である。その為読者側にキャラの好みやシーンの描き方に好みが出るのはしょうがないことでありそう思う人がいる以上感想で「あいつ糞やわ(´・ω・`)」とか「今のいる?意味わからん。」と書く人がいてもまぁ、しょうがないのかなとは思う。(書かない方がいいけど)当然役割として作者の意図的に嫌われるものやシーン(濡れ場やグロなど)もあったりするのだが・・・


ここで先ほどの感想を振り返ってみよう。

「~を出すな」

「~を見たくない」

これはキャラやシーンに対しての嫌悪からくるものであるのだろうということはわからないでもないのだが先ほど書いた通り


作者が描くキャラやシーンに役割のないものなど存在はしないのだ。


「このキャラ・シーンいる?」などもこれに該当はするがこれには小指の爪先位はまだ許容ができる。それは読者の読解が追いついていなかったり、考えた結果なくても成立するのでは?という意見ととらえられなくもないからだ。しかし、上記二つは違う。


思考無き否定に作者の得るものはなくただのアンチコメントと変わらない。

他の意見のコメントと同率ではなく明確な下位だ。


小説にはどうしても嫌悪されやすいシーンやキャラはある。その為作者もむやみにそういったものを出すのではなく何か理由を持たせないと否定的な声が大きくなるのは一重に読者の声が悪いだけとは言えない。(いやまぁ、作者の勝手なんだから読者が悪いけど)だがそういったものがないと成立しない物語も多く存在する。


嫌いなものはしょうがない。

だが、無くすかどうかは読み手ではなく書き手が決めることだ。


神は書き手であり読み手じゃない。


と、私は思うのだ。







ま、そんな私もどっこいどっこいなのかもしれないが。(´;ω;`)

偶には自分の行動で物語が死んでいかないか身の振り方を見直すのも読者の務めだと私は思う。

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― 新着の感想 ―
[一言] ~が気に入らない系の感想の皮をかぶった批判には、 「気に入らないなら自分で書け」と。 「自分で自分の気に入る話を書け」と。 強気であたれたら、いいですよね。 乱文、失礼しました。
[良い点]  小説家になろうの感想で心を折られまくった経験のある私にはとても優しさを感じるエッセイでした。  「~を出すな」「~を見たくない」なんて感想は、実際に困ってしまうんですよね。  「こう…
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