日々において、解放と単調。
二篇から成ります。
☔️『解放』
混む電車の窓より
久々に『良い雨』を観て興奮した
鳴る天上と淡い視野
しかし完全な曇天ではない
所々青空が見えた
背負っているリュックを地面に
陰気な前髪をかき上げて
太く連打する雨の内を
駆け出したい
ただそれだけで
嗚呼、快感。
その時、雨は既に小降りだった。
電車を降りて 改札を抜ける
青い空の下に 傘を広げると
風に気づいた 解放とは何か
考えて道行く 一人の高校生
「本当の解放とは非日常では無く
日常に見出だすからこそ意味を持つ」
『良い雨』は偶に町にやって来る。
☔️♪☔️♪☔️♪☔️♪☔️♪☔️
♪『単調』
つまらない歌が好きだった
初めて聴いて良いと思える歌より
そういう、なんと言うか
初めて聴いて印象に残らない歌が、
一人の夜
何も手に付かない夜
決まって聴きたいのはそんな歌だった
感情が希薄で
サビが何処かも分からない
そんな歌が好きだった。
ボーカロイドであれば尚も良い
普段滅多に聴かないが
何故だか急に求めることがある
多分、無情の声に鬱いだ心が
適合性を持って
共鳴するからかも知れない
因みに、僕はボーカロイドが嫌いだ
でも、好き嫌いは究極的に
何の効力も持たないものだった。
やっぱり僕は
つまらない詩を書いている。
有り難う御座いました。
良かったら、ご感想、ご評価の程宜しくお願い致します。




