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解体スキルで無双してみた。  作者: れぇぇぇ
7/13

第6話『誰d...』

捕獲球の捕まえれる確率を変更しました。

 俺はギルド長に挨拶してから旅に出ようとしたんだが·····

「おい、山下ァァァ!!俺と決闘しろォォォ!!」

「は?」


 ギルド内にはダサすぎる金色の鎧をつけた勇者がいた。


 どういう事だ!?

 何故あの勇者の鑑 (ネタキャラとして) であり、

 最近()()()の扉が開いた人が俺に決闘を申し込んで来てる!?

 ていうか、もう剣抜いてるし‼︎


「ちょ、何で俺に決闘を申し込むんだよ!!」

「それは、お前が魔王を討伐したからだろ!!」


 いや、いま隣にいるんだが。

 あぁ。基本的に知らされてないのか。

 まぁ解体でどうにかなるか。


「よし、受けて立とう。」

「よっしゃー!!お前が負けたらお前の新しい扉を、団長(そっちの人)と一緒に開かせてもらう!!

 よし、行くぞォォォ!!」

「ちょっと待てやぁ!!負けたらやべぇじゃねーか!!」

 まぁとりあえず、.....


『解体』


 ここからは、ギルド内にいた人の証言だ。


「びっくりしたよ!!あと冒険者が何かつぶやくと、いきなり勇者が全裸になるんだから!!

 しかもその後、勇者は、恥ずかしがる訳でもなく、

『よくもぉ、俺に...更に新しい扉を...開かせたなァ!!ハァ...ハァ...

 まぁそのお陰で今新しいスキルを手に入れたがなァ!!

 行くぞォォォ!!


菩薩の心(総受け)


 ははは、これで何にも動揺しない!!しかし、敵意まで無くなってしまった。

 とりあえず今日は帰るとしよう。』

 って言って、全裸で帰って行ったよ。」



 全部のセリフを覚えているこの人も凄いが、

 後に輝之は、新しいスキルを使い、

 新しい扉をどんどん開いていくようになり、

全ての扉を開きし者(変神)』という称号を手に入れたのは別の話。




 蓮はそれから全力疾走で、王都から出た。

 転移なんて、焦っていて、その時は完全に頭になかった。


「ここまで来れば...流石に追いつけないだろう...」

 この時、蓮は大体時速80kmぐらいで走っていたのだ。


「蓮さん、転移を使えば良かったんじゃないでしょうか‼︎‼︎」

「その手があったか‼︎」

 まぁ今から使えばいいか。

 行き先は.....ロース王国の隣にある、ミスジ王国にしよう!


『転移』


 そして、蓮はロース王国からミスジ王国へと、移動したのだった。


「ついたぁ!!」

「蓮さん5秒もかかってないなんて、すごいです!!!!」

『ご主人様すごいねー』

「まぁここから新しい旅が始まるんだ!とりあえず、ギルドに向かおう!」


 それからまず、ギルドに向かい、()()()を済ませた後、宿を取った。

 そして、もう一度ギルドに行き、クエストを受け、今は王都から徒歩3分の、平原に来ていた。


 最近、このあたりで、モンスターが活発化しているらしい。

 サン曰く、魔王がいなくなってから、『次の魔王の座は俺だ!!』と、動いているかもしれないとのこと。

 俺たちは、早速調査することにした。

 すると、数分後.....

「誰だ!ここがあの、次期魔王候補と言われている、コレステロール様の領域であるぞ!」

「え、なにその凄く太りそうな名前。ププッ」

「貴様ぁ!この世界で唯一のコレステロールモンスターとしてしられているあのお方を侮辱したな!」

「うるせぇ」


『解体』


 よし、これで静かに.....

「誰だ!ここがあの、次期魔王と言われt...

『解体』


「誰d...

『解体』


「d...

『解体』


「...」

『解体』


 まじうるせぇ.....


「よーし、やっとついたぞ。おーい!太る原因!出てこーい!」

「誰だ我を愚弄する者は!我は魔王が死んだ今、次期魔王と言われているこのコレステロール様だぞ!」


 そこにいたのは、ちょっと太りすぎの偉そうなドラゴンであった。

「お?魔王ならここにいるぞ。」

「そんな冗談を信じる馬鹿がどこに...『黙れ。我が誰かわからぬのか。』

 え?.....ま、魔王様でありましたか!!

 どうしてここにあなたが!?」


『お前らを魔界に戻すためだ。

 何故なら、我よりも強い方が今隣にいらっしゃるからだ。

 お前達が束になっても勝てる相手じゃないからな。』

「なんとおっしゃいますか!魔王様なら簡単に捻りつぶせるはずじゃあ...」

『いや、マジで滅ぶから。口調で焦ってるのわかるだろ!』

「しかし...」

『お前マジで今の状況分かってないの?馬鹿なの?デブなの?早く戻らないと我が消すよ?』

「わ、分かりましたぁ!」


 こうして、最小限の被害(手下は.....仕方がない)で済んだ。

 しかし、あのデブドラゴンによると、魔王候補はあいつを入れて、10体ほどいるらしい。


 俺はギルドに報告し、宿に戻りミスジ王国1日目が終了した。





 一方、輝之は.....


「あいつ...どこ行きやがった...どこだぁ!!山下ァァァ!!俺は...あいつがいないと生きていけない体になってしまった...もう扉は開かれたんだ...早く...早く俺を虐めてくれェェェ!!」


 超がつくほどキモいドMになってしまった様だ。



 翌朝何か変な寒気がして、早めに起きた蓮は道具屋に行くことにした。


「すみませーん」

「いらっしゃい」

「捕獲の縄をくれ」

「まいど~」


「蓮さん!!!!何故捕獲の縄なんて買ったのですか?」

「やってみたいことがあるんだ」


 えーと、この捕獲の縄と、この小さめのボールを、


『融合』

『鑑定』

『解説』


 捕獲球(モ○スターボール):

 この捕獲球(モン○ターボール)は、

 相手に当てることで、

 一定確率で捕獲することができるもの。

 相手の体力が少ないほど、

 確率があがる。

 元ネタはポケ○ンである。


 元ネタは言わなくていいよ!!

 まぁ面白そうだし、

 ネタ道具をどんどん作って行ってみよう!!


 こうして、蓮の旅の目標が、1つ増えたのであった。

感想などもよろしくお願いします。

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