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感謝を伝えたら、苦笑されました

 南の森への指示を終えたマーレさんが、寝坊したリリーと一緒にいた。リリーは……すっかりダウンしていて広場の机でぐったりしていた。


「魔王様に二日酔いの介抱してもらう酒場の娘ってどうなんだ……」

「あはは……ごめんライ、ちょっと頭痛くて昼も無理だわ……」

「いいって、ここ暫くお世話になってるからね。昼はこちらで作っておくよ」

「厚かましいけど食べさせてもらえるー……?」

「あまり期待はするなよ? ほら水飲んで休んでなって」


 僕はリリーに水を飲ませると、マーレさんの方を見た。


「リリーを見てくれてありがとうございます」

「いえいえ、部下が優秀でやることがないので、お役に立てるのが嬉しいのです。介抱してお守りするぐらいでしたらお安いご用ですよ」


 それ安いと思っているの世界でマーレさんだけですからね?


「見ての通りこいつがこんななので、折角ですし今日は僕が昼食を用意します。他の方にも声をかけておいていただけると助かります」

「まあ、それは楽しみです。ビルギットは喜ぶでしょうね」

「何故そこでビルギットさんが?」

「ふふっ、秘密です」


 おや、はぐらかされてしまった。でもマーレさんの顔を見る限りでは軽いいたずら感覚って顔だ。ビルギットさんか……感性が繊細な人だし、留守の間に僕の料理のことを思い出してくれたんだろうか。だとしたら、頑張らないとな……!

 背中にかかる「期待してるよー」という暢気な方の声に苦笑しながら家に戻った。




 さて、リンデさんも朝のパトロールに行ったし、そろそろいい時間なので今日の昼食を作り始めよう。


 魚は王国の料理ではなかなか使うことがないけど、淡水魚など決して調理したことがないわけではない。魔物の解体に比べれば大幅に楽だ。特に骨の部分はしっかり避けて調理したい。

 まあリンデさんなら魚の背骨ぐらい喉にさえ刺さらなさそうだけど、でもやっぱり一番美味しく食べてほしいから手は抜かない。

 それに……今日はそれとはまた別に、お礼としてせっかくなのでしっかり作りたい。


 この魚はスズキとのこと。綺麗で頑丈な鱗があるので、お店で買っておいた専用の器具を使って全部取っておく。十匹となるとなかなか手間だな……。でも残っていると本当に邪魔に感じるので、しっかり綺麗にしておかなくては。水の魔法を使いながら、何度も確認する。


 身が綺麗になったところで、捌いていく。鰓から頭を取り外し、身を剥がすように……。うん、綺麗に外れた。ここから腹側がしっかり内蔵を守るように二股の骨になっているので、こちらも綺麗に外していく。この腹骨が残った状態だと、非常に食べにくいんだよな。

 特にリンデさん、手元で器用に外すなんてことはなかなか出来そうにないだろうし、何より……レストランで食べたポワソンは骨がついていなかった。そうそう本物のシェフに敵うとは思っていないけど、味以外の場所で、手を抜いたせいで今ひとつだったとは思われたくない……!




 よし、身がある程度綺麗になったので、この本に書いてあるソースを作ろう。レノヴァで買った使い慣れない調味料や食材の数々を、惜しまず使っていく。使わなければ、使えるようにはならないんだ。


 まずエシャロットを小さく切っていく。ソースたりえるよう細かく細かくしていき、白ビネガー、エストラゴンと合わせて火にかける。

 バターと……卵黄。これは分離しないよう気をつけないとな。リーザさんから教わった中でも、生地作りでダマになることと並んでよく失敗したものの一つだ。

 今回はうまくいった。味も……うん、いい感じだ。なるほどこれが……。


 そろそろいい時間じゃないだろうか、オリーブオイルをたっぷり使って魚をムニエルにしていく……のだけど、ここから先は食べる直前の方がいいかな? ここまで出来れば後は簡単だし。

 ———そうだ、ビルギットさんの分は多めに作っておこう。きっと楽しみにしていてくれるはず、相対的に少なかったら物足りなく感じてしまうだろう。


 ……よし、できた。

 しかしやはり、魚だけだと寂しい。付け合わせではなく別皿にサラダと……じゃあパンも買っていこうか。


「ただいまライさんっ!」

「おかえりなさい、お疲れさまですリンデさん」

「……! こ、これは! 今日のはなんだかすっごく、むっはーって香りがします! ふおお!」

「今日の料理は僕自身も初めてなんです、だから楽しみですよ」

「ライさんも初めて! ライさんの初めてをいただけるんですね!」

「えっ!? えっ、と……そ、そうですね」

「———…………あッ!?」


 リンデさん、爆発魔法と冷凍魔法でも使ったかのように、目を見開いてボンッと一瞬で血が上った顔になって、かちこちに凍ってしまった。

 ……い、意識しないようにしてたのに、もう……!


 -


 完全に凍っていたリンデさんをなんとか溶かして、マーレさん達と……予定が空いていたらエルマとハンナも広場へ呼んでもらい、リリーとエファさんに手伝ってもらって準備をして食事を持っていった。


 店に入ると、マーレさん他魔人族の皆に、姉貴とエルマとハンナに、リリーの両親が揃っていた。


「って、リーザさん?」

「昨日の今日で、やっぱりライ君がどれぐらい作るようになったか気になってね。量がなくても味見だけね?」

「まあ、それぐらいならいいですよ。量は十二分にあるはずです」


 というわけで、僕は作った料理を盛りつけて、エファさんに配膳してもらう。




 僕はみんなに食事が行き渡ったのを確認して、伝えたいことを伝える。


「まず、マーレさん。魔人族の部下を貸していただき、また村を守っていただいて有り難うございました」

「まあ……ふふっ、今更ですよ? 私自身が人間のために、そして他ならぬあなたのために活躍できることが嬉しいのです。気にしていただかなくても結構ですよ」

「いえ、それでもです」


 マーレさんから、リンデさんに視線を向ける。ちょっと緊張した面持ちで背筋を伸ばした。


「今回村から出たのは短い期間だけでしたが、いろんな出会いがあって、いろんな出来事がありました。その中には決していいものだけとは限りませんでしたが……それでも僕は魔人族のみなさんが来てくれて、本当によかったと思います」


 村を襲われたと同時に教会を襲われたこと。だけど秘密に迫ることが出来たし、相手を仕留め損なうこともなかった。

 あれで教会の神官戦士の士気も全く違うものになっていただろう。


 村を守ることに少し意地になっていた部分もある。実際それは大事な役目だったけれど、でもリンデさんがやってきてくれて、そしてリンデさんと一緒に外に出ても大丈夫なぐらい村には強すぎる護衛がついた。


 エルマの妹のことは、ずっと知らなかった。

 両親の死を後悔していた。それは姉貴も同じだった。

 この後悔を死ぬまで抱えていくしかないと思っていた。


 ハンナとの出会いは……奇跡としか思えないぐらいのものだった。

 迷いの森でハンナを救ったことで、エルマは長年の後悔から開放された。マーレさんは悪鬼王国への足がかりを掴めた。

 そして僕と姉貴は……絶対に無理だと思っていたことを、伝えることができた。


 ———もう、大丈夫。

 前を向いて歩いていける。


「僕は本当に幸せ者です、みんなに感謝を伝えたくて改めて今日は料理を振る舞わせて下さい」

「……はー、なにそれ」


 って、姉貴?


「今茶々入れないでほしいんだけど」

「ちょっとライが勘違いしてそうなのでハッキリ言っておくわね」


 姉貴が立ち上がり、ぐるりとみんなを見渡す。その顔は……あれ? みんな何か苦笑気味というか、呆れ気味というか……。


「この村の止まっていた時間は、一気に進んだ。みんなが、掛け替えのないほどみんなの役に立っているの。感謝するのはね、もう誰が誰に対してもなのよ」

「あ……」

「その上で姉ちゃんみんなの代表として言わせてもらうけど、今この場であんたほどみんなから感謝されてるヤツなんていないわよ? 多分マーレなんてこれ以上はもらいすぎで肩身狭いぐらいの気分なんじゃないかしら」

「ふふっ、それな、わかる」


 ……えっ!? マーレさんがなんだかどっかで聞いたことある口癖を!

 今の返しは意外すぎたのか、姉貴も自分で話振っておいてぎょっとしていた。


「村に住んでいて、いろんな方と話す機会があるんですが、もう人間と会話しているというだけで……本当に夢のようで、幸せで……今の私の恵まれた環境は、間違いなくライ様、あなたのおかげなのです」

「マーレさん……」

「私はね、リンデ達がビスマルク王国だけでなくレノヴァ公国ですら普通に出歩けると聞いて、本当にあなたに私の全てを捧げても良いぐらいの気持ちでいるんです。あなたならもっと素敵な未来を見せてくれると」


 マーレさんが立ち上がる。


「改めて、ありがとうございます。私、お礼を言われるのは大好きですが、お礼を言うのはもっと好きなんです。あなたが私に対してどれほど感謝をしようとも、私からあなたへの感謝の気持ちを上回らせません。……私ね、負けず嫌いなんです」


 そう言って、女王様というよりちょっと子供っぽい笑みを浮かべて上目遣いに僕を見る。

 なんだかお礼を言っているのにその言い方はおかしくて、思わず笑ってしまった。


「……ははっ」

「ふふふ!」

「どうしたしまして、マーレさん! でもあの三バカトリオの口癖真似すると姉貴が三人シメに行っちゃうんでやめてくださいね」

「まあ、じゃあ気をつけないといけませんね、ふふっ!」


 さて、ちょっと長話になってしまった。僕は手を叩く。


「それじゃみなさん、食べましょう!」




 まずは出来上がった魚を一口。あ、やっぱり熱々とまではいかなくなってた。……スズキ、いいな……肉もおいしいけど、やっぱり魚ってとても柔らかくて、味があって食べやすくておいしい。

 ソースは……こってりとしたバターと卵に、エストラゴンの甘さとでもいったらいいのか、違った味わい深さを感じる。


「むっはー!」


 そしていつも笑顔でいてくれる、僕と一緒にいる子。


「これおいしいです! お魚さんがあっさりなのかと思ったら、ソースさんがこってりです! すっごく濃厚、すっごくまったり、おいしい〜っ!」

「良かったです、初めて作った割にうまくいってよかったです。リーザさんからある程度基礎を学んでいたのがよかった」

「もうたまりませんっ! 濃い分は今日のパンとも合いますね! 今日はどんなソースさんなんですか?」

「今日はですね……」

「———なんでベアルネーズが……」


 僕が答えようと思ったら、なんと姉貴が答えていた。


「べあ? ベア姉さんズ?」

「ベアルネーズソース、よね?」

「それだよ。よくわかったね」

「わかったっつーかなんつーか……こないだのレノヴァ公国のレストランでは出てこなかったわよねコレ」


 頷いた。そりゃもちろんだ、だって僕自身初めて食べてるんだし。


「……確かにね、別の日にあのレストランで食べたのよ、このソース……いやさ、あのさ、確かにあの高いレストランの味をライが家で振る舞ってくれたら最高だなーなんて下心全開で紹介したけどさあ! まさか食べたことないものをほぼ完璧に出されるとちょっとびびるわ」

「調理用の本を運良く売ってくれたんだ、だから出来たんだよ」

「レシピがあってもできるものじゃないわよ」

「多分できるよ姉貴でも」

「……それ、あたしのマグマスライムとどっこいのクッキーを食べたライが言える?」


 うっ。


「ごめん……」

「よろしい」


 確かに、姉貴に対して『料理ぐらい出来るよね』は地雷だった。あと姉貴、あの時味見させられた黒い物体、マグマスライムというよりもストーンゴーレムだったぞ。よく無事だったよ僕の歯。


「ライさんライさーんっ!」

「はいはいリンデさーん、なんですか?」

「えっへへへ……えっとですね、今日のパンはなんでしょうか?」

「ああ、これはロッゲンブロートというライ麦のパンです」

「!」

「別名ライパンって……あっ」

「ライさんのパンだ!」


 いえ、違います! 別に僕はライ麦じゃなくてですね、いや僕がライ麦じゃないのは当然なんですけど……!

 ああっリンデさんがライパンを食べている……唇で挟んで食感を確認するようにふにふに挟みながら食べている……!

 更に匂いを嗅いで……いやいや、いやいやいや! あれはライ麦パンであって僕ではないんだって! いや僕だったらどうとか思ってないです!


 ああだめだ、落ち着こう……リンデさんはそんなつもりじゃないのに、僕一人だけ頭の中が暴走している……!


「……え、ええっとそうだ、ビルギットさんはどうですか、リーザさんとヴィルマーさんに分けましたけど足りますか?」

「は、はい! これが魚なのですね……クラーケンさえいなければ島の近くで食べられたでしょうに……」

「あ、調理は少しコツがいるので難しいですよ。皮を剥がさないように鱗を取って、骨を避けて解体するので細かい作業ができないと身が薄くなりやすいんです」

「……なる、ほど……確かにライ様でなければ我々魔人族だけではとても味わうことができないですね……」


 魚を丸焼きにするということもできるだろうけど、多分骨ごと食べると陸の獣の肉よりもおいしいとは感じないんじゃないだろうか。


「……それに」

「ん?」

「ライ様の味付け、全く違うアプローチなのにどこか繊細というか。この魚を覆う衣一つでも、ソースでも、きっと私がやったところでどちらもムラになったり炭になったりするんでしょうね。高度な料理を作っていただけるのがこんなに幸せなんて……」

「……ありがとうございます、ビルギットさんの観察眼はいつもすごいですよ」


 本当に、何か僕の技術的な部分やこだわりをしっかり見てくれている。誰にも気付かれなかった頑張りをちゃんと見てくれて褒めてくれるような……。

 やっぱりビルギットさんって、ちゃんとした料理の作り甲斐があるな。……同時に、ここまで評価してくれるなら絶対手を抜けないなとも思う。


「なあ、ライさん」

「カールさん?」

「魚ってこれで全部っすか?」

「魚は終わりですけど、追加で何か欲しいですか?」

「ああ。ほんとにうまいんすけど、やっぱ俺とエファさんもそれなりに体格差とかありますし、ビルギットだけ多いのも羨ましいかなって」


 ……確かにその通りだ。カールさんとエファさんの体格差は完全に大人と子供だ、同じ一人前だとそりゃそう思うだろう。

 カールさんはビルギットさんと組んで、トーマスの役に立っていると聞いた。体格は大きいけど爽やかな人で……もうちょっと話して見てもいいかもな。


「じゃあここで、軽く追加で余ったソースに合うものを作りますね」


 僕は手元からズッキーニを出すと、輪切りにしてオリーブオイルに塩とビネガー少々で軽く焼いた。それらをいくつかカールさんの皿に乗せる。


「おっ、悪いっすね。こういうの一つでもさらっと用意しちまえるんだからやっぱライさんってすげーよな」

「僕からしたら魔人族みんなすげーって感じなんですけどね。ビルギットさんと一緒に南をやってくれてるらしいじゃないですか」

「そっすね、ビルギットとあとレオンの二人は腐れ縁。二人の性別と背丈がデコボコすぎる中じゃ普通なんすよね。仲良く三人で騎士団リッター入ったんすわ」


 確かに個性派揃いの中でも、カールさんは背丈が高めで格好のいい美男子の魔法剣士という、とてもフォーマルな感じの魔人族だ。全てのスペックがひたすらに高いけど。

 さらっと言ってるけど、ビルギットさんは言わずもがな、レオンのあの魔法の凄さを見た後だと、カールさんがどれほどすごい存在かわかる。あのビルギットさん以上の近接戦闘能力があって、魔法も高度に使いこなすらしい。

 まあそれを言うと、魔法なしでそれ以上の強さのリンデさんの凄さも、改めてわか———


———……リンデさん、焼いたズッキーニを凝視していた。


「……食べます?」

「た、食べます食べますっ!」


 両手に皿を持って、喰い気味にやってきた。

 どんなに強くても、リンデさんはやっぱりどこまでいってもリンデさんだなあって思うと安心する。


「じゃ、どーぞ」

「やったー! ……あっおいしい! とろとろおやさいさんとなんとかソースさん! まっしろとろとろをライさんで挟んで食べます!」

「だからパンは僕じゃないですって!」

「ライさんおいしい!」


 完全にロッゲンブロートは僕になってしまった。


「賑やかだねえ」

「あはは、そだねー」


 そんな僕らの様子を笑顔でマイペースに見るエルマとハンナ姉妹。

 姉妹の様子、リリーや姉貴が後ろから見ていた。……そうだよな、エルマのこんな穏やかな笑顔、なかなか見られるものじゃないものな。




 ……みんな仲良く笑っている、いい空気だ。

 本当に、今回は踏み出せてよかったと思う。


 この笑顔のためなら、また次もがんばっていきたいって思う。


 -


 食事も終わって片付け中、村に現れたのは……なんとレノヴァ公国前で出会ったオレール・バリエ伯爵様がこの村にいらっしゃった。


「み、ミア様はいらっしゃいますか!? って、君は……!」

「オレール様! 弟のライです、このような村に一体何の用ですか?」

「そ、それなのだが……おお、ミア様!」

「どったのよ、こんな所まで来るなんて珍しいわね」


 オレール様は息を整え、言った。


「アンリエットが……娘が出て行ってしまい、困っている状態で……」


 それは、新たなトラブルの幕開けであり、もう一つの再会の序章だった。

二章終了のここでご報告!

なんと今回、この『勇者の村の村人は魔族の女に懐かれる』が書籍化することとなりましたっ!

まだ詳細はお伝えできませんが、いくつか設定を変更し、追加でシナリオを書いて来年出版を目処に動いております! 秋頃に情報公開できるかも!

これもずっと応援してくださった皆さんのおかげです、ありがとうございます!

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