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Humming Heaven  作者: しき
6/6

Humming Heaven~俺と東、その1~

お久しぶりです!

今度は東くんとのお話ですが、ちょこちょこずれてるかも知れません(笑

続きます!

バタバタバタ


「やっべ遅刻ー!!!」


俺の隣を猛スピードで走っていったのは・・・あれ、東か?


「あずまー社長室そっちじゃないぞー」


「え、マジ?!」


バタバタ


「あ、おはよう斎志!」


「おはよ、東。」


「今日からオーストラリアだったよね?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」


忘れてた・・・・



「え、何もしかして忘れてた?」



「・・・・・・おう。」



やっべ何の準備もしてねぇ・・・・。



「まぁいいや。社長室行くか。」


二人で並ぶのも、久しぶりか。



「なぁ東」


「ん?」



「最近由高はどうだ」



俺の問いに、ケラケラと笑う東


「どうもなにも、相変わらずだよ。ちゃんと学校行ってるみたいだし。」


「由遥は」


「あいつも変わんない。相変わらずなに考えてんだか」



由遥が生まれた経緯を、俺は知らない。


知っているのは、東が自分の父親に、由高を認知しろ、と強引に迫ったらしい。

お陰で、今二人は一緒に暮らしているわけだ。


・・・・本妻の子供が、愛人の子供を認知しろ、というのは珍しい。



「おなかすいたなー」


そんな俺の考えをなんら知らないあいつはそんな発言をしてくれた。



「昼飯食ったんだろ。」


「食べたけどー足らないんだよー」



「足らないとか言うな。社長室から出たらなんか買ってきていいから」


「ほんと?!いつくだいすきー!」

「はいはい」



コンコン

「はぁーい」


前の一件(二話参照)から、ちゃんと俺のノックには答えるようになった。


「斎志です。東も一緒です。入りますよ」


「どーぞー」


カチャ、


「「失礼します」」


少し頭を下げて顔を上げると・・・なんだこいつは。


「ぶっ飛ばすよ、雪祢」


「禁煙なれた?」



俺の煙草で遊ぶ雪祢の姿が。


「俺の煙草返して」


「じゃぁ、パスポート。管理するから」



・・・・・・チッ


「わかったよ。」


ポケットの中にあったパスポートを雪祢に手渡す



「はい煙草。この部屋では吸わないでね」


「ういーっす」


タバコを吸いに外へ出る。



「夏空を見上げた 雲ひとつない青い空

それをみて、居なくなった君を思い出す。


君は笑って戻ってきた。

「遅くなっちゃった」

と笑顔で、何事もなかったかのように。

ばーか、と言った僕は君に向かって走り出す。

約束をかなえた、ボクは」


ん・・・・・・?


隣を見ると、黒い高そうな着物を着た女なんだか男なんだか分からない奴が歌ってる。


「・・こんにちわ」


「こんにちわ」



にこり、と笑ったそいつは、後々に俺と再び出会うことになる、鴫織しぎおり 侑乃ゆきのだった。


「オーストラリアねぇ・・」


・・・・・そして数時間を経て、俺は現在飛行機の中。

寝ていいかな。


「寝るならいーよ寝ててー」


・・・・ということで、飛行機がオーストラリアに着くまで、おやすみなさい。

前書きにも書きましたがお久しぶりです。

いやー大変です。これからもご容赦ください。


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