表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Humming Heaven  作者: しき
2/6

Humming Heaven~俺の日常~

「東~」


「お、斎志。あ、こんにちわ社長」


「久しぶりだね、東くん」



俺の隣に居る男が社長の桜庭雪祢さくらばゆきねだ。俺がみた中で、1番最悪な男。


そして目の前の男が府桐東くらきりあずま。通訳で雪祢の海外出張によくついて来ている。


「社長、この後の会議ですが」

「やだ。」


「息子さんに嫌われますよ」

「来飛はいいや~別に。」


「居酒屋建設の話無しにしますからね」

「それはこまる!!!」


「・・・・煩いよ、二人とも」

「「由高」」


こいつは良桐栖由高らきりすよしたか。東の異母兄弟で二重人格者の携帯(ほら、昔はでかいし電話しずらいからさ)嫌いの方向音痴の大学生。良桐栖なんて俺の苗字とか、府桐並にない苗字だ。あ、俺、潮瑞斎志しおみずいつくし

いつくしい、じゃないし、齋氏、でもないから


「いっちゃん?」


「・・・・・あぁ、申し訳ありません、社長。」


「由高、どしたの?」



なんて聞いてるあの人は、随分と子供だ。


「由高が、」


「・・・あれ、由遥よしなが?」


由遥は二人目で、由高とは逆に、方向音痴ではないし携帯嫌いでもない。


「で、由高がどした?」


「・・大学、行きたくないって」


「はぁ?」


「まぁ、由高は桜庭に就職決まってるからねぇ。」


「勝手にまた決めたのかお前は!」



「うん葛がオッケーしてくれたからね。」

「斑屋め・・・・まぁ、それは後にして、由遥、東、社長、会議行きますよ。」


社長をおいてあるきだす俺。


「ちょ、待ってよいっちゃん!」



そんな感じの、不運で普通な俺目線の、なんの変哲もない日常である。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ