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神の卵〜ゴットイースター  作者: 玄米ごはん
5/5

4 戦へのステップ1

書きたくなったので書きました。

ははっ、半年ぶりだー。

立て付けの悪い扉を開けて中に入ると、

まるで、BARのような雰囲気の建物だった。


マナ「すごいところですね…なんだか大人のお店って感じがします…」


シェル「まあ、これは会長の趣味だ。酒は出てこない。」


マナ「会長には私、会ったことないんですけど…今いるんですか?」


シェル「会ったことある奴なんて数人だから。まあ、今はここにはいないな。『今』は」


シェルがそう言った次の瞬、ドアが開いた。

「ほら、来た」とシェルが小声で言った。


会長「お!お久しぶりだねーシェル君。」


シェル「お前覗いてただろ。気配も地味に残しやがって、気持ち悪いことすんな」


会長「相変わらず心が氷河期ですねー。で、隣の可愛い子は?」


シェル「紹介します。昨日入った新入りです」


ペコリとお辞儀をする。

これが会長…

やんわりした喋り方をしているが、

「圧がすごい…」


会長「で?今日は擬似戦闘装置のやつ貰いに来たんでしょ」


シェル「貰…借りるつもりで来たんだが」


会長「いーよいーよ、持っていきな。開設祝いよ」


あっさりと「あげる」といわれたものなので、思わず

「そんなすごいもの貰っていいんですか…」

と呟いた。


会長「まあ、シェルには期待してるからね。なぜなら彼は五本指候補!本当は入って欲しかったなぁ…」


そう言うと、彼女は少し困ったような顔をした。

だが…


五本指候補なんて初めて聞いたけど!?

私、そんなすごい人のところに入り込んだの?まだ真力の扱いにも慣れてないのに!?

さっきは尊敬できない人かと思ったけど…やっぱりシェルさんはすごい人…


シェル「ちなみに会長は37歳だ」


思いっきり吹っ飛んだ。


やっぱ尊敬できないな、これからは「さん」付けはやめよう。


会長「そうそう、マナちゃんはたしか真力にはまだ慣れてないのよね?よかったら私が教えてあげてもいいけど?」


マナ「え、どうして名前…」


会長「ウリエルちゃんの娘さんでしょ?噂は聞いてるわよ」


マナ「母親とはどのような関係で…」


どうやら会長さんと母は友達らしい。

会長って天界にも繋がっているのか…


会長「正直いって、シェルは才能はあるけど、まだまだ未熟だから…それに性格に難ありだから…」


シェル「そうか!かいちょーに教えてもらえよ!」


マナ「そんな…恐縮です…」


ここまで親切にされてもらうには、少し苦しかった。


シェル「そんなことないって、いいから教…」


そう言いかけた所で、急にシェルの口が止まった。

どこか遠くを見つめているような目をしている。

そして、口を開いたと思えば…


シェル「いや、やっぱ俺が教える」


会長「どういうこと!?さっきまで『かいちょー最高!師匠最高!』だったじゃん!」


シェル「そこまでは言ってねぇよ。でもな、なんとなく…俺が教える。おい待て、そんな目で見るなお前ら」


マナ「ちょっと引く…」


会長「独占とか…うわ…」


シェル「そんなんじゃねぇから!」



シェルは好感度と引き換えにマナの監禁に成功した。

いかがだったでしょうか…

頻度は上がるかもかもしれないかもしれません。

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