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神の卵〜ゴットイースター  作者: 玄米ごはん
3/5

2 入隊手続き

みなさんこんにちはこんばんは。玄米ごはんです。

大分遅くなっていまいましたが、神玉第2話投稿しました!

お楽しみください!

シェル「まず、名前をどうぞ」


大の牛乳好きのシェルはマグカップの牛乳を飲む。


マナ「マナ・ウリエル です!」


シェル「うりえる?4大天使の1人とか言われてる奴とおんなじ名前だな」


マナ「はい!私の母です!」


ブハッ

あまりの驚きに盛大に牛乳を飛び散らしたシェル。


マナ「うわぁぁぁ!大丈夫ですか!」


シェル「あぁ…辺りがミルクに…。あなた今サラッと仰いましたけど、母って…、じゃあ種族 天使族でいいですね」


マナ「ハーフの場合ってどうなるんですか?父は人間なんですけど…」


シェル「それは聞いてみないとわからんなぁ…ま、「天使族」って書いとけばいい事あるんじゃない?」


床に飛び散った牛乳を雑巾で拭きながらそう呟いた。

天使族のハーフ。それですら珍しいとされていて、闇商売の中ではSランクとされているが、4大天使となると、それを知られてしまったら世界中から狙われるだろう。


え?闇商売なんてどこで知ったかなんて?

世の中には聞いていい事と聞いてはいけない事があると思う。そう答える事しか出来ないだろう。


シェル「そうか…目立ちすぎてもいけないしなぁ…天使族って書いて質問攻めにされたらバレそうだしな…」


机に座り直す。


マナ「人間にしとくとして、他に調べる事は?」


本日開拓の第6便利屋。シェルは入隊手続きのマニュアルを読みながら、話を進めていった。


シェル「えっと、『気力について教えろ』か…。気力なんて気力使い認定試験に合格してるかどうかだな。個人情報の紙とかなんかないのか?」


マナ「試験の時に作った身分証明書ならありますけど。」


渡された身分証明書を読み、一つずつ入隊手続きを済ませていき、疑問に思ったことを質問していく。


シェル「えっと?属性は『無』…本当に『無』?」


マナ「わかんないんですよ…詳しく調べてみたものの」


シェル「じゃあそれは俺と一緒に見つけていくか」


するとゴォォォォンと重い音がした方思うと、基地のサイレンが鳴った。


「魔界からの魔獣反応あり。近場の基地は直ちに撃退せよ。繰り返す…」


シェル「お?また怪獣くんが来たかぁ。最近魔界と揉めてんだよね」


最近、人間界と妖力使いがいる魔界との貿易が失敗し、魔界が強制的に貿易を進めようとしているらしい。


マナ「すぐ行きましょう!」


シェル「そうだな、お手並み拝見といこうか」


現場に着くとそこには5m弱の怪獣が街を荒らしていた。


シェル「およ?大分な小型だな…。ま、さっさと終わらせて、被害を食い止めよう」


シェルがかかろうとした時にはすでにマナは走り出していた。

軽い身のこなしで飛び上がると、猛烈なパンチを食らわせた。


シェル「ほー!見てて気持ちがいいな!ていうか体術だったんだ」


マナ「剣とか使えないですから」


と言ってみせると


シェル「俺が教えてやるよ」


マナ「剣使うんですか?」


シェル「おう!双剣だ!あ、でも大剣のほうが似合いそうだな、お前」


マナ「じゃあ又教えてくださいね!」


マナは気づいていないようだ。かつての5本指候補だと。


シェル「さてと。どうする?基地に泊まるか、家に帰るか」


知らなかった。基地に泊まることができるなんて…

雰囲気に慣れるためにも泊まろうと思い、「泊まる」と答えると


シェル「そっか、じゃあ一人で基地ライフ楽しんで」


ゑ?


マナ「シェルさんは泊まらないんですか?」


シェル「あんな埃っぽいところに泊まるわけないだろ?まあ、掃除もついでにしといてくれや」


マナ「もしかして…雑用!?」


シェル「なぁにそんなことはないさー多分。それともこの俺とそんなに一緒にいたいのかぁ?あーあ「帰る」っていってりゃ、掃除しなくて済んだのになぁー」


最初はとても信頼してたはずなのに、一気にシェルに対する考え方が変わった。


もしかしたらこのひとはトコトンクズなのかもしれない。

いかがだったでしょうか…

第1話でアクションシーンがなかったのでほんの少しだけ入れてみました!

次話お楽しみに!

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