アクシデントって突然ですよね…。あと、教訓って大事ですよ。
更新です。
良かったら、どうぞ。
ボク達のは、リファナの待っている宿屋へと戻り更に一泊した後サンテグリルに帰る予定にしました。
「それじゃあ、此処でまた一泊?」
「そうだよ。ダメだった?」
「ううん、そうじゃない。」
ふるふると首を振るリファナ。見た目がクール系なだけあってギャップが物凄いです。でも、それが良い!。
「帰ったら何するのかなって。」
「いろいろやることはあるよ。先ずは部屋の拡張かな〜。」
「部屋の拡張?」
「そうだよ。部屋を亜空間化して広くするんだよ。」
そしてやるなら徹底的に、だよ!。
「でもどうやって?」
「そこで錬金術の出番なの。この場合はエンチャントする方が主かな。」
そう、錬金術にはいくつか種類があります。先ずは錬金釜で素材を合わせて作る釜式錬金術。もう一つが科学が入る近代錬金術。そして物に何か付与するエンチャント錬金術。そして創造錬金術、これはホムンクルスを作る事が目的。
これらの技術もそうだけど、この世界でもそうですが、地球以外の世界ではレベル概念があります。因みにボクは錬金術のレベルは全てカンストしてますよ。
えぇ、錬金術だけですけれどね。戦闘なんて不向きですから良いんですよ…。
そして今回は、建物にエンチャントを施します。一言にエンチャントと言っても色々なものがあるわけでして、亜空間付与を外部から魔力と術式で行います。中のものはそのままに、空間だけ拡張するのが今回の腕の見せ所なのですよ!。
「まぁ、何にせよ明日帰ってからなんだけれどね。」
「ん、今日はもうゆっくりする。出歩いて変なのと会わないように…。」
「最後のアレは酷かったのぅ…。」
「アレは、アレフナーガさんが追い払ってくれたから良かった。」
『つーん』
「拗ねないでよ、イヴが追い払おうとしてたのはボクが一番分かってるからね?」
『つーん、つーん。』
イヴが可愛らしく拗ねています。ホント可愛いよねぇ、この子は。
「それにしても、楽しみ。」
「うむ、部屋が広くなるのは良い事なのじゃ。」
そんな話をしていると、宿屋のドアが激しい音を立てて開きました。
「た、大変だ!。モンスターの群れがこちらに向かってきている!。」
「な、なんだって!?」
「ひとまずギルドに行くか?」
「そうだな、詳しい状況が分からんことには対処のしようが無い。」
「おい!この宿に宿泊している冒険者はギルドまで来てくれ!」
冒険者パーティのリーダー格の人が声高らかにそう言います。はぁ、冒険者の方は大変ですけどそれが仕事だからしょうがないですよねぇ。ボクはあくまで錬金術師なので、冒険者ギルドとは無関係ですよ。
「それと、出来れば調合師や錬金術師がいたら来てくれ。ポーションなんかを作ってもらうことになると思う。」
いやいや、行きませんよ?。だって前にそれで痛い目見てますからね。無償でエリクシールまで使ってアレですよ?。正直言ってお断りですよ。
「君は、錬金術師かな?」
「……それが何か?」
「良かった、調合師がこの宿にはいないみたいなんだ。良かったらポーションを「お断りします。」」
「いや、今は大変な時なんだ。さっき聞いただろ?モンスターの群れが来ているんだ。怪我人や死人がかなり出る筈だ。それを減らすのにはギルドの貯蔵してあるポーションだけじゃ圧倒的に足りない。」
「販売するなら構いませんよ。」
「わ、分かった。それで良い、今出せるかい?」
「言っておきますが、高いですよ?」
その一言に周りが静まり返る。視線はこの非常時に何言ってんだ?という感じが込められている。
「い、いくらだい?」
リーダー格の人も顔を引き攣られながら値段を聞いてくる。
「そうですね〜、一本あたり金貨100枚くらいですか?」
その一言に顔を真っ赤にする。それもそうでしょうね、普通ポーションにそんな価値はありませんし。そもそもボクはポーションとは一言も言ってませんし。
持ってるのは全部エリクシールとかですし。
「ふ、ふざけるなよ!人の命が懸かってんだぞ!」
「むしろ金貨100枚で完治するんですから安い方じゃないですか?」
「ポーション如きにそんな金が払えるかよ!。」
「ボクは売らなくても一向に構いませんよ?。まぁ、その場で作るにしても対価は頂きますよ?。こっちも時間、労力、魔力を使うんです。当たり前の事じゃないですか。」
冒険者の人たちは目を見開いて、信じられないといった顔をしている。ボランティアはもうこりごりですよ。
「じゃあ逆に聞きますが、あなた達は無報酬でモンスターの群れと戦うんですか?。無論違いますよね?キチンとギルドから報酬が出ますよね?。じゃあボクたちは?。」
「それは、ギルド長に掛け合って…」
「……あなた、頭大丈夫ですか?。あなたの言っているギルドは冒険者ギルドですよ?。冒険者でも無いボク達に報酬を出すと思いますか?。」
「だが、人の命が…」
確かに人が死ぬのは見たくありませんが、それは知人だった場合です。それ以外の人が死のうがボクには遠い出来事ですよ。
「頼む、流石に金貨100枚は無理だ。だからせめて銀貨1枚とかにしてくれないか?」
「さっきから黙って聞いておれば、人の命が懸かっておるから安くしろなど、たわけめが!。」
「ん、エリクシールがその値段とかありえない。むしろ金貨100枚で手に入るなら奇跡の領域。」
「それにリーンが自分でポーションを持っておるなど一言も言うておらぬのに気付かぬとは、冒険者とはこんなにも馬鹿とは思わなんだわ!」
あらら、ネタバレしてしまいましたね。
「はぁ!?。エリクシールだって!?。」
周りがざわつき始め、口々に信じられないと言っています。まぁ、普通は信じませんよねぇ。ボクもそんなこと言われたら信じられませんもん。なので1本だけ巾着から取り出します。
瓶の中には赤い液体がなみなみと入っています。しかもただあかいのではなく、キラキラと光輝く赤色です。前回使ったのは、これよりも質の落ちる準エリクシールクラスでしたから此処までの存在感は無かったはずです。
ふふん、ボクだからこそ出来るこの品質!。そう思い心の中でちょっと踏ん反り返ったのでした。
ユ「ごめんなさい、本日の後書きはお休みよ。どうやらネタがないみたいよ。」
リ「あとお眠らしいです。」
イ「皆んなもしっかり寝なさいな。」
ア「では、皆さんお体に気をつけて下さいね?」




