『私』と『乙女ゲーム』
ある時、私は前世の記憶を思いだして、『この世界』が『ある乙女ゲーム』の世界だと気がついたの。だから、私はその知識を使って逆ハーをつくることにしたんだ。
別にいいよね?だって前世の記憶があるってことは、『私』が『この世界』の『選ばれた人間』だからだもんね?
攻略対象者は七人で、ライバルキャラもいたの。でも、私は『彼ら』にずっと私だけを見ていてほしかったの。だからね、私たーくさん頑張ったんだよ。『邪魔者』を陥れたり、始末したりしたんだよ。
なのに一人だけ『恋人』がいて頑なに私を見ようとしなかったんだよ。なんで?どうして?この世界の『ヒロイン』は私なのに、どうして『そんな女』を見てるの?あなたが見ていいのは私だけでしょう。
『彼』を見てたら気づいたんだ。『彼』が付きまとわれて迷惑してることに。だから私は、『彼』を解放するために、『その女』を始末することにしたの。空き教室に呼び出したの。そしたら、『彼』もいてビックリしたけど、解放してあげてって言ったら『彼』が先に拒否したの。
洗脳されてるんだと思ったの。だから、『その女』を始末しようとしたの。その時に急に『彼』が飛び出してきてやっちゃったの。
私には、『彼』以外の『彼ら』がいるから別に死んでもいいかなって思ってボーッとしてたの。急に教室の扉が開いたと思ったら警察と知らない人が入ってきたの。何でか分からないけど、私は牢屋に入れられたの。
どうして?どうして|『この世界』に『選ばれた人間』《乙女ゲームのヒロイン》の私がこんな扱いを受けなければいけないの?
こんな短い駄作読んでくれてありがとーございます
m(。≧Д≦。)m ( 〃▽〃)