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ももたろう3

ももたろうかんけつへんです!

さて、ももたろう、いぬ、さる、きじのひとりといっぴきがおにがしまにつくと、おおきないわやのまえに、もんばんのおにがたっていました。

「いけっ!」

ももたろうのあいずで、きじはすばやくとびあがり、

おにのめだまをつつきました。いぬはおにのあしにかみつきました。

とてもいたそうです。

そのすきに、さるがもんをのぼってかぎをこわし、あけました。

ももたろうが、

「おらはにっぽんいちのももたろうだ!おにども、かくごしろ!」

とさけぶと、かたなをぬいて、いわやにとびこみ、おにたちをきりつけました。

さかもりをしていたおにたちは、びっくり。

おやぶんが、

「くそっ。ものども、ももたろうたちをたおせ!」

とさけび、おにたちが、こんぼうをふりあげ、

ももたろうたちをなんとかたおそうとしましたが、

よいがまわっているうえに、ももたろうたちはひゃくにんぶんのちからがでるきびだんごをたべているのです。

とてもかないっこありません。おにたちは、ひとりのこらず、きりさかれてしまいました。

ももたろうたちは、いわやのおくにあったおにたちのたからをもって、いえにかえりました。

とちゅうで、いぬもさるもきじも、

「ももたろうさんがかつやくしたおかけです。そのてがらは、ももたろうさんひとりのものにしてください。」

と、こきょうにかえってしまいました。

さんびきとも、なんてやさしいのでしょう。

ももたろうは、さんびきにふかくかんしゃしながら、おじいさんとおばあさんに、いぬ、さる、きじのはなしをして、たからをわたしました。

おじいさんもおばあさんも、

「やっぱり、わしらのももたろうは、にっぽんいちのももたろうだ。」

と、おおよろこびしました。

そのご、おにたちがいなくなったときいて、

たくさんのひとがももたろうのいえのちかくにひっこしてきて、

まちになり、とてもはんえいしました。

めでたし、めでたし。



おしまい


さいごまでよんでくれてありがとうございます!

ばんがいへん「ももたろうのそのご」もかくよていなので、そっちもよんでね!

じかい うらしまたろう

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