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アンドロメダ /01  作者: 稔~minoru
39/39

アンドロメダ /37-B

アンドロメダが去った地球は、大陸の形が変わり、国家が、国が崩壊していた。誰が、私達を救ってくれるのだ…。

生きる意欲を失った地球の人々。

日本国家も、政府機関が作動してなかった。

アンドロメダが地球を去って、7日目。地球に、日本にいくつものの流星が落ちた。

マヤの居酒屋では、マヤママが、プロパンガスを使って、料理を出していた。蝋燭の明かりで、開けている居酒屋。

商店街の、アーケード街の店が、材料を持ち寄って、自動車の通れない道に、テーブルを出して、集まっている。

多くの人がケガをしている。亡くなった人も。

そして、多くの外国人もいた。

イブを拉致しようとした外国人。今は、帰る手段も、帰る国もなかった。本国にいる家族を心配しているが、連絡の手段がない。

外国人にとって、日本人は不思議な種族だった。

この国の人々は、日本人は、天災だと。神様の怒りだと、話していた。

「仕方ないね。神様の怒りだから。」

アンドロメダを人類創世記の神と言う人。

おもちゃがないクリスマス。

子供たちは、仕方ないねと、言う。

クリスマスイブ。ケーキ屋が、作ったケーキで祝う。

その日も、人々が集まって、夕食を食べている。

女の子が歩いている。

「あの娘。マヤちゃんに似ているね。」

「そうかな?」

話す人が。しかし、話しは終わった。子供たちがぐずついた。ケンカする子供たちも。

女の子は、居酒屋に消えた。


内閣総理大臣の執務室。仮の部屋に、何人もの人が来ている。

7日間経っても被害状況が見えない。たった7日。大臣、閣僚が集まって、自衛隊が派遣されている。

「これまでとは…。」

怒りをぶつけるところがない。

執務室で、仮眠をする内閣総理大臣。視線を感じた。

「誰だ!」

女性が笑っていた。


マヤママが、2階に上がった。朝日がもうすぐに出る。

布団に潜る、マヤママ。その布団に入って来るものが。

「おばあちゃん!」

抱きついた。


「おはよう。総理大臣。」顔の上に、女の子が。「アンドロメダ-イブ2。」

総理大臣の目が、開いた。


「私、アンドロメダ-イブ3。」「ママの変わりに来たのよ。」

話すエマ。



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