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アンドロメダ /01  作者: 稔~minoru
34/39

アンドロメダ /32-C

ドーム球場の正面玄関に、公用車が止まった。

ススムとマヤ、イブが乗り込んだ。

もう1台には、マヤママが、ススムのおやじが座った。カメラのフラッシュを浴びながら。

控え室では、マヤママが、テレビを見ている。

「私。そんな事していた?」

小さなクセに気にした、ママ。

「ウン。おばあちゃん、いつもしているよ。」

イブが。

「気をつけよう。」

「で、これから?」

聞くパパ。

「都内のホテルを予約しています。」

「スイートルーム?」 

マヤが、イブが、聞いた。

笑う政府機関の女性達。ホテルの名前を聞いたマヤにマヤママ。

イブが、悲鳴を上げた。

名の通ったホテル。ホテルのランキングでは、星が付いている。

「同じスイートルームですが、部屋は、沢山あります。」

マヤとイブが握って聞いている。

「泳ぐなよ。ベッドの上で!」

「ススムじゃないから。」

笑われる。

翌日は、内閣総理大臣と、内閣に政治家にと、話が。

一応、これで、お父さん。お母さんとは、お別れです。

翌々日の予定はまだ決まってないと、話す政府関係者。

「で、マヤは、いつ帰って来るのですか!」

マヤママが聞いた。

「今、日本政府も、私達を守る為に、頑張ってくれているの。」

「任せましょう。」

そんな中、イブが無茶ぶりを。

おばあちゃんとママと、ディズニーランドに行きたいと。

何とかします。ため息交じりに約束した政府関係者。

政府関係者が用意してくれた自動車に乗ったススム達。

地下通路を通って、高速道路に入った。

ホテルの地下駐車場に入ったススムとマヤ達。

SPのカードの中、エレベーターに。スイートルームに到着した。

「すごい!」

エレベーターがドアになっている。

その階全体が、1つのルームになっている。

「まるで、お姫様になったみたい。」

マヤより、イブより、マヤママが喜んでいる。

笑うススムのおやじに、政府関係者。SPの人々。

ドアを開けて、部屋を見て回る3人。そして、お決まりのベッドにダイブ。

SPが、カメラで撮っている。

苦笑いをする、ススムとおやじ。

「ススムさんのお母さんも来たらよかったのに。」

マヤママが話した。

寂しく笑う、ふたり。

「あっ! ごめんなさい。」

「イヤ、いいです。」

おやじが気を使った。

夕食は?聞いてくれたホテルスタッフの女性達。

ススムとおやじは、なんでもと。マヤママが、和食を食べたいと。

用意された和食を数々。

ススム達は、料理を楽しむより、マヤとマヤママの話しの方が、おもしろかった。

「この味付けは。」

「おいしい。どう作っているのかな?」

「私なら、こうするよ。」

「この味じゃ店で売れないね。」

「って、こんなもの出したら、赤字になるよ。」

イブも、ふたりの話しを聞いてから、箸をつけた。

何年も居酒屋をしているマヤママとマヤ。口が肥えているし、口が達者だ。


朝、みんなが集まった。

自動車で、防衛庁の研究センターに移動した。

窓のない部屋で、昨夜は、イブが、川の字になって寝たと、話した。

「嬉しかった。」

喜ぶイブ。

早く、ママの家に帰りたい。居酒屋に行きたい。話すイブ。

時計もスマホもないおやじとママ。

SPが時間を知らせてくれる。

ママは、イブにあやとりを教えている。

終わらない遊びに、興味を持ったイブ。顔の光が走る。今までにない速さで。負けたら、失敗したら、もう一度と、ママと遊ぶ。

「お待たせしました。」

内閣総理大臣が入って来た。握手を交わすススムとマヤ。おやじにママ。

「奥さんは?」

総理大臣が聞いた。

「先に帰ったのです。」

話すススムのおやじ。

「わかっています。」

「今、横浜港を出航したところでしょう。」

話す、内閣総理大臣。

「これが、御子息のDNAマップです。」

「結論から、息子はあなたの子ではない。」

「日本政府は、ススム君とマヤさんと、友好な状態でいたい。」

「ススム君のお父さんと政府は仲良くなりたいですね。」

「私達も、この国が好きです。」

マヤが入った。

「日本で生まれたことを誇りに思います。」

「この国の四季の移り変わりが好きです。」

総理大臣が、マヤと握手をする。

「では。」

「日本から、地球中に発信して下さい。」

ススムを見る、マヤ。

内閣総理大臣は、ススムにも握手を交わす。

「私達は、ススム君とマヤさんの安全に生活してもらえるように務めます。」「その準備をしていますから、お母さん、もう少し待って下さい。」

話す、総理大臣。それは、マヤママに希望を持たせた。

その後、ススムとマヤ。おやじと、内閣情報局が、話している。

「何か、難しい話ね。」

イブに話すマヤママ。

途中、ママは抜け出した。ジューススタンドで座って、女性SP達と、たわいもない話をする。その中に、マヤとイブが入って来た。

ススムとススムのおやじさんに任せてきたと話す。

「私にもわからないことばかりなのよ。」

甘いジュースを飲んでいる。

「ススムさんは、会社を継ぐ為に、学んでいるから。」

マヤがママに話した。

「マヤは、どうなの。」

イブが見ている。

「ねぇ。今から、冒険に出ない?」

ママが。青くなるSP。

「それより、木星の話して。」

マヤママが聞いた。

「なんで、あんなに大きいの?」

「大渦巻きって?」

子供がイブに聞いているみたいだった。

イブが、専門的に話をすると、わからないと、話す。

答るイブに、今の答で、わからないことが出て、聞くマヤママ。

それがイブには楽しいことで、考えて答える。

話が話を読んだ。

今の地球の科学では答られない状態を話すイブ。

ジューススタンドのカメラが、話しを聞いている。SPが見ている。


よく日、マヤとイブの言ったディズニーランドに行けることになった。

朝、ススムのおやじとマヤママにリングを渡された。

「なんですか?」

聞くママ。

「GPSセンサーです。」

「これで奥さんの居場所がわかります。」

イブが見ている。

「これはダメね。」

「GPS衛星と連動しているから。」

「おばあちゃんの場所、筒抜けよ。」

「他の国に。」

水槽を用意してもらった。

イブが水槽の水に手を入れた。手が光り、リングが現れた。

「アンドロメダ専用のGPSです。」

ススムが付け加えた。

「大気圏上空にアンドロメダの探査システムがあるのです。」

「シーラカンスって名前の。」

「ススムがつけたのよ。」

映像が出た。怪獣映画のロケットの形をしている。

「会議で、地球中のテレビ放送が見られたことを知っていますね。」

「イブが、おやじとマヤママ用に、センサーをつけたのです。」

水槽の水が底をついている。

「水の粒子密度を利用して、リングを作ったから。」

SPのレシーバーを持持つ、イブ。水槽に、水に浸ける。

光が出て、レシーバーがメガネに、代わった。メガネを通して、ススムとマヤ、イブの見たものが見える。

「これは?」

「イブの、アンドロメダの力。」

マヤが答えた。

「SPの皆さん、今日のガードお願いいたします。」

ススムとマヤがお辞儀した。

ディズニーランドで、遊び回るススムとマヤ、イブにマヤママ。

ススムが、政府の用意したGPSを、花束に付けて、パレードのお姫様に投げた。投げキスをもらって喜ぶススム。

パレードが終わって、控室に戻ったお姫様。

そのお姫様を襲う男達。悲鳴が上がった。

控室を取り囲むスタッフ。お姫様は救出された。警察が、逮捕した。

バイトのお姉さん。押しているゴミのカートに、ススムが入れた。

ディズニーランドを動き回るカート。

ススムが、SPと見ている。

「悪い人ですね。」

笑うSP。

男達があっちにこっちにと、走り回っている。

「無いぞ?」

「どこだ!」

お姉さんは、まとわりつく男共に迷惑している。

カメラで撮るススム。どれだけ経っただろうか?

お姉さんの持っているカートのゴミをぶちまけた。

悲鳴が上がる。

スタッフが飛んでくる中、ゴミを漁るスーツ姿の男共。

「あった!」

周りには、呆れ果てた人、人、人。

レストランのテーブルに、置いた、GPS。

造花を付けて。

どこかの女子学生達が見ている。制服姿の学生達。

「もらっちゃえ!」

そして、コースターに、パレードに、ダイビングにと、遊び回る学生達。

男共が女子学生達を囲んだ。悲鳴とともに、男共が投げ飛ばされた。買ったばかりのお土産を武器にして、大立ち回りを。

「女子高武道部にケンカ売るとは!」

襲いかかる男共に、リンゴパイが顔に当たる。買ったポスターが、男に突きを。スカートを巻くして、絞める女子学生達。警察が来た。

「どうしてくれるのよ! 制服代。土産のお金。」

「パイが?! おやつが!!」

女子学生の怒りの炎が、警察にも火の粉となって、襲いかかった。

スマホで撮っている学生達に、お兄さん達にも、燃え広がった。

「で、どうするの?」

マヤが聞いた。

笑うススム。



ススムのおやじさんは、途中、離脱した。

SP相手に、ビールを飲むおやじ。

「ゴルフなら、1日出来るのだが。」

ススムに愚痴を言う。

多くのSPがいる中、あれに、これににと、政府待遇で遊ぶ3人。1日中楽しんだマヤとマヤママ。イブ。

夜、マヤママとススムのおやじが、政府機関の宿泊ホテルを出て、日本政府が用意した自動車で帰った。




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