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アンドロメダ /01  作者: 稔~minoru
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アンドロメダ /14

捜索2日目。

朝、マヤママはススムのお父さんと朝ご飯を食べていた。

「奥様は?」

 聞いたマヤママ。

「先に帰りました。」

話すススムのお父さん。

ホテルの人にムリ言っておにぎりにしてもらった朝ご飯。

自衛隊の女性隊員が迎えに来てくれた。

捜索隊員と一緒に山路を降りる、ススムのお父さん。マヤママ。

朝から、草が刈られて足場が組まれている。

「すごいですね。」

ママが驚いている。

「穴に入りたいのですが。」

マヤママが、自衛隊員に話をした。

「まだ、調査中で、危ないです。」

落ち込んだ、ママ。

「お久しぶりです。大和さん。」

挨拶する、自衛隊員が。

「諏訪君か。」

と、自衛隊員に話をするススムのお父さん。

自衛隊隊長が、質問した。

登山経験者です。と話をする、諏訪隊員。

隊長が捜索本部と連絡している。

ススムのお父さんも穴の中に入ってもらうことになった。

マヤママは、本部のある自衛隊支部のメディアセンターで見てもらうことになった。

バギーで移動する、ママ。

自衛隊支部の部屋に通された、ママ。

暗い部屋の中、モニターが多くある。

一番上のイスに座っている自衛隊の人が、ママに声をかけた。

「メディアセンターでは、奥さんにインタビューする人が多いと思って、こちらに来てもらったのです。」

隊員が指揮している中、ママは、一段上の机に案内された。

アイスコーヒーと、クッキーを持って来てくれた女性隊員。

「おかわり自由ですので。」

言う。

「あの。」 

今の作業を聞くママ。丁寧に教えてくれた、女性隊員。

「わからないことがあれば、聞いて下さい。」

と女性隊員が言った。

その隊員を捕まえて、質問する、ママ。

隊員が座った。

モニターを見ているママに、

「マヤさん、どんなお子さんでした?」

聞く、女性隊員。

「マヤは、いつも学校から帰っては、店の仕込みを手伝ってくれるのです。」「私、親とうまくいかなくて……。」

話すマヤママ。

学校、卒業して、働きに出て…。 

結婚したけど、マヤが生まれたけど…。 

それで、姉さんと居酒屋をして…。

姉さんも、いろいろある人だけど、マヤを可愛がってくれてね…。 

話す、マヤママ。

そして、やけどの話になった。

あれだけのやけど、顔に残って、いじめにあっているのに、私にはひとつも起こらないの。

怒ってくれたら、私、楽になるのに。

と、話す、マヤママ。

話しているときも、モニターから離さない。

「あの。あれなんですか?」

マヤママが聞いた。

モニターにマス目が現れて、ママが番号を言う。

拡大されたモニターには、光るものが。

ライトの光の中で、話す、ママ。

「すごいですね。」

女性隊員が言った。

がい骨を地上に上げて、路を作る自衛隊員。

数えきれない数のがい骨がある。

「なんでこんなに多いのでしょうか?」

マヤママが聞いた。

自衛隊隊長が、穴の中に入る学者先生に質問した。

穴にいる研究者は、昔から穴に落ちた人たちだろうと。

刀を見せて、江戸時代の、その前の時代の人達の遺体だろうと。

「そんなに長い間、ひとりで過ごされたのですね。」

と、マヤママが言った。

ママの声は、穴の中まで届いた。

捜索本部は、もっと研究者の数を増やせと、国に政府に求めた。

メディアには、数十人のがい骨が回収されたと話した。

新しい人は、戦争中の女子学生に、陸軍兵士だと。

ススムのお父さん。自衛隊員と穴の奥横穴に進んだ。

後方から、送風機で空気が送られてくる。

「何人、入っているのだ?」

聞くお父さん。壁を箒で掃く人達。

何分かして、籠に乗って上がる人達。

サーチライトが、昼のように照らしている。

三又路に出た一行。

バンダナを見つけた。

「ススムのだ。」

右路に置かれている。

警察犬が、ススムの匂いで探す。

「えっ?」

警察犬は、穴の行き止まりを回っては、座っている。

「ここで正しいのか?」

聞く警察官に自衛隊員。

どこを見ても入口がない。

もうひとつの穴を調べる隊員達。

人ひとり通れる穴を抜けたところは、高野の山、反対側の県だった。

距離にして何十キロも離れている。

時間は、アナログ時計の隊員は日にちが変わっていた。

デジタル時計の隊員は、数時間しか立っていない。

「誰か説明してくれ!」

と、自衛隊員が叫んだ。






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