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俺 自分の為に生きます!  作者: フェニックス武田
序章
6/29

〈料理〉スキルを使ってみた

町を探すことにした俺は、とりあえず直進しとけば森から出られるだろうと考えひたすら進み続けていた。


相変わらず弱い魔物しか出ないが〈取得経験値増加〉のおかげかすぐにレベルアップするのでMPがなくなって困ることはない。またこの森にはたくさんの果実がなっており、赤い果実はレベル上げしてる最中あまりの空腹に食べてみたが、普通に美味しかったので大量に取って〈無限収納箱〉の中にしまっている。


最ももしその果実に毒があったら…と考えゾッとしたのは秘密である。


「さすがに食べ物があっても同じものばかりじゃなぁ〜。ああ肉が食べたい〜〜。」


赤い果実ばかり食べていた俺は味に飽きがきていた。同じものを食べ続けるという行為に俺は前世での出来事を思い出していた。


あれは中2のバレンタインデーのとき…



「光田君、このチョコ余ったからあげるね〜〜。」


「光田、これ食べてくれないか。作りすぎちゃってさ。」


「日比谷君、これ余りものチョコだけど受け取って。」


といろんな女子から余りもののチョコを渡された。もちろんその頃の俺は…


「ありがとう〜俺、チョコ好きなんだ。」


ともらったチョコを全てその場で食べ続けその結果、孤児院に帰ってから気分が悪くなって倒れたのだった。


嗚呼、あの頃の俺よ、お前はなんて愚かなのだ。


まあそんなことはさておき(俺の目からは涙が零れ落ちているような気がするが気にしていない。気にしていないったら気にしていない。)マジで肉が食べたい。


一応数は少ないが、レベル上げのとき何度か熊っぽい魔物や猪っぽい魔物に遭遇しておりそいつらの肉を〈無限収納箱〉に収納している(〈無限収納箱〉の中の時は止まっているので食べ物が腐らない。)のだが、調理方法がわからない…


「あっ、もしかしたらあのスキルを覚えれば!」


俺は急いで〈ステータスプレート〉をだすとスキル一覧を表示した。


「やっぱりあった。」


俺が探していたのは〈料理〉スキルである。レベル上げのときは全く考えていなかったが落ち着いて考えれば調理方法など簡単に解決するじゃないか。


俺はそのまま〈料理〉スキルを覚えた。


〈料理〉

食材を正しく調理出来る。レベルが上がるとより高度な調理が出来るようになる。またより美味しくなる。


俺は〈無限収納箱〉から熊型魔物の肉を取り出すと早速肉を取り出すと〈料理〉スキルを使った。


「〈料理〉」


【ワイルドベアーの肉の調理方法Lv.1】

棒に刺す→焼く


舐めてんのか?

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