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俺 自分の為に生きます!  作者: フェニックス武田
序章
4/29

初めてのスキル

俺はスキルを覚えようとしてあることに気付いた。


「あれ、そういえばスキルってどうやって覚えんの?」


女神様の手紙の中にはスキルを覚えるにはスキルポイントが必要とは書いてあったがスキルポイントをどうやって使うのかが書いてなかったのだ。


「あの女神様天然なのか… 仕方ないしとりあえずいろいろ試してみるか。」


結論からいうと使い方は簡単だった。〈ステータスプレート〉のスキルポイントの部分に触れるとスキル一覧が表示された。ある程度調べたところ女神様の手紙にあったとおりスキル一覧の中には黒くなって反応しないところがあるのがわかった。これが適性のないスキルというやつだろう。それ以外はスキルの名前と覚えるのに必要なスキルポイントが表示されていた。ひととおり見たので俺はあのスキルを使ってみた。


「〈女神様の初心者応援システム〉」


すると今表示されていた一覧の黒いところが読めるようになっていた。本当に適性を無視できるようだ。


悩んだ結果俺は適性のなかったスキルの中から〈取得経験値増加〉 〈空間魔法〉 〈無限収納箱アイテムボックス〉を覚えることにした。それぞれ消費スキルポイントは順に80ポイント 50ポイント 50ポイントで合計180ポイント使った。消費スキルポイントは大きいが適性がなく一生手に入らないならと割り切ることにした。他にも適性のあるものから〈気配感知〉に20ポイント 〈遠視〉に10ポイント〈暗視〉に5ポイント使った。


ステータスプレートを見てみると



日比谷光田

Lv.1

HP100 MP100

力10 魔10 防10 速10


スキルポイント85


スキル

〈取得経験値増加Lv.1〉 〈空間魔法Lv.1〉

無限収納箱アイテムボックスLv.1〉

〈気配感知Lv.1〉 〈遠視Lv.1〉 〈暗視Lv.1〉


となっていた。


ステータスプレートをしまうと頭の中にスキルの情報が流れ込んできた。


〈取得経験値増加〉

経験値を得るとき通常よりも多く手に入る。レベルが上がると増加量も増える。


〈空間魔法〉

空間に干渉する魔法。レベルが上がるとより強力な魔法が使えるようになる。


無限収納箱アイテムボックス

生物でないものを重量や大きさを無視して別次元に収納出来る。ただし収納出来る量には限界がある。レベルが上がると収納出来る量が増える。


〈気配感知〉

自分の周囲に存在する生物の位置がわかる。レベルが上がるとより広い距離まで感知出来るようになり、また生物の位置が詳しくわかる。


〈遠視〉

遠くを見ることが出来る。レベルが上がるとより遠くまで見える。


〈暗視〉

暗いところでも周りが見えるようになる。レベルが上がるとより鮮明に見えるようになる。


よし、スキルの効果はわかったしあとは使ってみよう




スキルを使ってわかったことは基本的に自動で発動していてON OFFの切り替えをするタイプのスキルとMPを使ってスキルを発動するタイプがあるのがわかった。


〈気配感知〉や〈取得経験値増加〉、〈暗視〉は前者でそれ以外は後者のようだ。そして〈遠視〉と〈無限収納箱アイテムボックス〉は消費MPが1で空間魔法は魔法の種類によって違うがだいたい30くらい使う。


今のところ攻撃スキルが〈空間魔法〉しかないのでもっとMP消費の少ないスキルを覚えるべきかと考えていると俺の〈気配感知〉が3つの反応をとらえた。


俺は注意深くそちらを見ていると現れたのは



3匹のゴブリンらしき魔物だった。




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