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犬勇者  作者: 吉行 ヤマト
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部屋の奥の部屋

 足元の肉塊は暫く床の上をのたうち崩れ去った。


 カパッ!ツアッ!


 左右の扉の奥で口だけの球体が悶えている。俺はその口に無に剣を突き立て、瞬時に斬り裂いた。


 ムギュアアアア

 デバババババア


 扉の奥の球体は地面に転がり落ち、そして崩れ去った。


 魔神が作ったにしては弱過ぎる。俺はそう思って辺りを警戒したが、特に何の気配も感じなかった。


 やはり、この部屋ではこれだけのようだ。


 扉が3つ。どっちに進むか?


 正面の扉の奥を光で確認すると扉の奥も同じ様な部屋になっていた。


 ん?


 俺は左右の部屋を順に調べる。どちらも部屋になっていた。どうやらここは部屋同士が繋がった迷宮となっているようだ。


 迷うなこれは。


 部屋ごとに闇で区切られて先を知ることも出来ない。つまり、1つずつ部屋を見て行くしかないということだ。


 罠仕掛け放題だな。


 分かっていても先に進むしか無い。俺はとりあえず行き止まりになるまで真っ直ぐ前に進む事にした。


 入った部屋にも扉が3枚。正面と左右だ。同じ様な鉄の扉だが、今度は近づいても勝手に開くことは無い。


 ガラガラガラガラ


 え?ここでも?


 俺が通って来た鉄の扉にも鉄格子があった様で、俺の退路を断とうとしてくる。斬ってしまえば自由に戻れるが、今は戻って行く理由がないので、俺は鉄格子はそのままに扉の向こうの様子を伺った。

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