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岩の穴
本日で2500話になりました。
変わらず3000話を目指していますが、今後ともよろしくお願いします。
朝になって畑仕事をした後、俺は穴の先にある岩に向かう。
ゴン
硬い岩。それも大きい。
俺の拳では砕くことは難しだろう。なので俺は道具を使う。鉄の金槌。
ゴン
表面が少し欠ける。本当にほんの少しだけ。飛び散った欠片がどこに行ったのかも分からない程度。
だがそれで良い。俺はその岩を何度も叩く。目的はあえて言うなら叩くこと。岩を砕くことではない。
そうやって丸1日岩を叩いた。思っていたより岩は砕け、大きく削れてしまった。
まあ、まだ叩くところはたくさんあるしな。
俺はその日は引き上げ、翌日続きを始める。
ゴンゴン、ボゴン
ん?
まだ叩き始めて2日だぞ。そう思って大きく開いた穴を見ると岩の穴の向こう側に空間の様なものがあった。
岩の奥に空間?
中を覗き込むにはまだ穴が小さい。なので俺はその穴を広げるように岩を叩いた。一度穴が開くと岩が砕ける速度は早くなった。そして2日目の最後には通り抜けられる程の穴があいた。
中を見るのは明日でいいか。
空間の奥に何があるのかは分からないがお宝が眠っているとか、魔物が湧いて出るという事はなさそうなので俺は家に帰った。




