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犬勇者  作者: 吉行 ヤマト
2142/2412

壁の向こうから

 大きな音は壁を壊す音だった。そして奥から男達が現れる。


 「おお! 女だ!!!」

 「ついてるぞ!」


 そう言ってすぐに目の前の女に飛び掛かる。


 「いや!」

 「おら!」


 女達も抵抗するがボニにやられた後で動きは鈍い。すぐに組み伏せられて襲われそうになる。


 ドガガッ


 「おへ!」

 「ぐむ!」


 それをボニが阻止して回る。やはりボニは強い。だが壁の向こうから男達が続々と現れ、ボニだけでは対処が出来なくなって来た。


 どうするかな。


 と一瞬迷ったが、俺は影で男達の背後に周り、背後から男達を蹴散らした。影ではなく拳で。


 「これで最後か」


 疲れ果てたボニを押さえ込んでいた4人の男を壁に叩きつけ、襲われる寸前で怒りに狂っているボニが俺に襲いかかる。


 ガリッ


 噛まれた?


 俺の腕に噛みつくボニ。隙あらばそうしようとしていたのだろう。


 「待て、俺はお前を襲いに来たんじゃない」


 グググッとボニの顎に力が入るが、俺の腕は特に問題はない。俺はボニを落ち着かせようと噛まれている腕を黙って噛ませ続け、ボニが落ち着くのを待った。その間に助けた女達に倒れている男共を拘束するように伝える。男は50人程いた。一応全員生きているが、怪我をした者も多く、その痛みで呻き声をあげているが、女達はそんな男を蹴ったり殴ったりを続けている。


 まあ、襲われそうになったしな。


 とにかく、俺はボニが落ち着くのを待った。

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