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犬勇者  作者: 吉行 ヤマト
2005/2412

面白い組み合わせ

 ピエトパオ侯に俺は別の部屋に連れて行かれた。どうやらピエトパオ侯の個人的な部屋らしい。


 「ここなら誰もいない。で、ピヨール、お前は何者だ?」


 そう尋ねるピエトパオ侯の顔は本気の顔だった。


 「それは、俺が魔物かどうかを尋ねているのか?」


 問いに対し問いで返事をしたが、何者かと言われてもな、と俺は少し困ってそう聞き返す。


 「ん? んんん、まあ、まずはそれでも良い。先程の魔物がお前の事を大魔王と呼んでいたからな」


 「分かった。俺は人だ。ただのな。だが、闇の力を知っていて、それを使えるのは事実。その結果、だが、どうやらそこらの魔王並みに闇を扱えるようになった」


 「ただの人だが、魔王より強いだと?」


 ピエトパオ侯が笑う。だが、その笑いは今にも俺に飛びかかって来そうな笑いだった。


 「で、その力を何に使う?」


 「何に? まあ、そうだな、今は魔物退治だな。ある程度倒したら、ロンダの行きたい場所に着いて行くだけだ」


 俺の言葉にピエトパオ侯が首を傾げる。


 「ロンダ? それは聖女の事か?」


 「ああ、そうだ」


 「聖女と魔王か、面白い組み合わせだ」


 「まあ、そうだな」


 「分かった。では、早速この辺りの魔物を退治するか」


 ピエトパオ侯が立ち上がる。


 「構わん。場所は分かるのか?」


 俺の問いにピエトパオ侯がニヤリと笑う。


 「ここから南はどこに行っても魔物がいる。心配するな」


 「そうか。ならば行こう」


 俺とピエトパオ侯はこの辺りの魔物を退治する事にした。

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