1781 村開拓
明けましておめでとうございます。今年もよろしくです。
村をまっさらにして、大きなモニュメントの前でマ○ダムタイムをしていると、騎士さんが八人の兵士を連れて来た。
「ベー様。申し訳ありませんが、運んでもらいたいものがあるので、一度、バイブラストに来ていただけますか?」
「構わんよ。兵士たちはイイのかい?」
「問題ありません。優秀な者を連れて来ましたので」
そう言うのならと、シュンパネでバイブラストに戻った。
現れた先は倉庫が並んだ場所だった。城、ではなさそうだな。
「荷物はどのくらい運べるでしょうか?」
「実質、無限だが、荷台に載せてもらえると、出すとき楽でイイぜ。てか、こっから運ぶのなら転移結界門を創るよ」
あらよっと。で、設置完了。
「永遠に維持されるわけじゃねーから、あまりこれを頼りにするなよ」
経済活動が崩壊してしまうからな。じゃあ、やんなって話だけど!
「わかりました。ありがとうございます。よし! 荷物を運べ! 商人もこちらに呼べ!」
あとは騎士さんに任せて村に戻った。
マンダ○タイムを再開させると、転移結界門からたくさんの物資が運び込まれた。
「侵略だな」
まあ、自国を守れない聖国が悪い。奪われたくないものなら自衛しろだ。
兵士がさらに投入され、二百人くらいやって来た。いや、バイブラストは大丈夫なんか?
「ベー様。ここは、水をどうしていたのでしょうか?」
「あ、井戸まで潰しっちまったわ。ワリーワリー。すぐ掘るよ」
飲み水のことを完全に失念してたわ。
確か、井戸はこの辺だったはず。とりあえず掘ってみるか。
土魔法で掘って行き、十五メートルくらいで水が出た。
「結構な量だな。どっから流れて来てんだ?」
まあ、この量なら枯れることもない。土魔法で固めて行きながら螺旋階段を築き、巻き取り式の汲み井戸にした。
「水が綺麗になるまで飲み水はバイブラストから運んでくれ。馬が飲むには問題ねーからよ」
「ありがとうございます。助かりました」
「構わんよ。そういや、公爵どのはバイブラストにいねーのかい?」
「はい。まだ帝都におります」
まだ? なんか帝都であったっけ?
「帝都で皇帝の弟さんに会ったのお忘れですか?」
いや、覚えているよ。それがなんで公爵どのが残ることになるんだ?
「大図書館にも影響を与えたのもお忘れですか?」
それも覚えているよ。だからなんで公爵どのが残ることに繋がるのよ?
「自称村人と繋がりがあるからじゃないですか。ほぼ、ベー様の窓口が公爵様だからですよ」
ふーん。公爵どの大変だな。オレにメンドーごとを回さないようガンバっておくんなまし。
「まあ、公爵どのが帰って来たらよろしく伝えてくれや。オレは一旦帰るな。落ち着いたらまた来るからよ」
転移バッチを発動。ケルクの村に戻った。




