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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
聖国編

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1772/1809

1772 当たり前

 聖国からしたらここは辺境であり、辺鄙な場所でもある。人の流れもなく、淀むか廃れるかのどちらか。ここは、廃れたようだ。


「今では賊の巣か」


 なんか懐かしさすら感じるよな。これが当たり前の世界なんだってな。


「そうですね。ベー様といると平和すぎて忘れそうになりますが、これってよくある光景ですよね」


「バンベル。蹴散らしてくだされ」


「了解です!」


 エリナの命令にオーガの御者が集まった賊をパンチで吹き飛ばして行った。


 賊がどうなろうと興味はなし。オーガに任せて村を回ってみるとする。


 辺境で辺鄙な村なので、村は木の柵で覆われ、世帯は二十もないくらいか? なぜここに村を築いたか意味がわらなかった。


「昔は栄えていたかもしれませんね」


 井戸を見てそんなことを言うレイコさん。


「水脈が変わったか?」


 少し離れたところに潰された井戸があった。


 地下の水脈が変わることはよくある。古い村なら潰した井戸がちらほらと見ることがあった。


「村のもんはもういねーか」


 一通り見て戻って来たら賊が集められてエリナの糧となっていた。


「ダンジョン内じゃなくてもエナジードレインできんだな」


 こういう罪人をダンジョン内で殺すために多種族多民族国家をダンジョンにしたのだ。


「このホムンクルスの力でござる。エナジーは本体に送られるようになっているでござるよ」


「お前の部下製作能力は卑怯だよな」


 部下ならどんな能力でも創り放題じゃんか。エナジーは必要だろうがよ。


「部下は多ければよいってものではないでござるよ。特に幹部クラスは。拙者が把握できる人数でなければ意識が散漫になるでござるよ」


「ふーん。大変だな」


「興味なし、って返事でござるな」


「まあ、増えたところでオレは覚える気ねーし」


 バンベルくらいしか記憶にない。他は欠片も名前を思い出せんわ。

 

「ヴィどのの脳ミソはなにかが欠損しているのでござるか?」


 なんも欠損してねーわ! 正常だわ!


「それで、どうするでござる? 村人はおりませぬが」


「次に向かうさ。滅びる村なんて珍しくもねーしな」


 このまま朽ちるもよし。誰かが住み着くのもよし。自然に任せたらイイだけさ。それが摂理ってものだ。


「賊のお宝はないので?」


「一通り見て回ったが、金目のものはなかったよ。食うのがやっとだったみたいだ」


 賊も賊で生きるのがやっとのようだ。盗みを働くより畑を耕すことに力を使えってんだ。往来が少ないんだからよ。


「くたびれ儲けですか」


「そんなときもあるさ。さあ、次を目指そうぜ」


 賊とのファーストコンタクトはノーカン。次に期待しましょうか。

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