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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
聖国編

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1769/1803

1769 ミノ子さん

 なんか既視感が。どこのマンションにお邪魔しました?


「拙者の部屋に繋いだでござるよ」


「移動する意味ねー!」


 じゃあ、最初っから聖都に向かうわ! このドクズ引きこもりが!


「アハハ。ちゃんと旅を楽しむよう創ってあるでござるよ。あ、靴はそこで脱いでくだされ」


 よくわからんが、そこまで言うならとお邪魔します。玄関から入り、奥に進むと記憶から消したい部屋が。イケメンゴブリンとスライムのバンベル、あ、こいつがチャイニーズか。


「べーさま。お久しぶりです。ドレミやいろははちゃんと仕えていますか?」


 バンベルから分離したから別個体となっている。繋がりがなくなるらしいが、エリナから生まれたものはエリナに帰す。ドレミやいろはを通じてオレを見ている。わかっていても聞いてしまうんだろう。分離した存在は子供みたいなもんだからな。


「ああ、ちゃんと役に立ってくれているよ。オレにはもったいない存在だ」


「……ベー様の無茶によく応えてくれてますからね……」


 なんで悲しそうに言うの? オレ、ドレミやいろはを大切にしているよ。どきどき存在を忘れちゃうときはあるけどさ。


「ヴィどの。そちらの障子を開けてみてくだされ」


 隣の部屋? と、障子を開けたら馬車の中だった。広さはバグっているがな。


「なにか欲しいものがあったら遠慮なく言ってくだされ。あ、赤子殿のおっぱいが欲しいときは乳母に飲ませるとよいぞ」


 と、ミノタウロスみたいな体格の女が別の部屋から現れた。誰?


「拙者の部下で、ミノ子さんでござる。家事もできて母乳も出せる優秀な子ですぞ」


 家事はわかる。が、なんで母乳まで出せんのよ?


「……お前、そんな趣味があったの……」


 マジドン引きなんですけど。そういうのは他に見せんなや。


「そんな趣味はないでござる! ミノ子さんは、乳牛を基に人化させたのでござる。リリー殿と同じでござる」


 リリー? 誰だ?


「ベー様がカバから人に変えるようにした被害者みたいな子ですよ」


 あー! カバ子な! そんなヤツもいたっけ。ピンクなカバの姿しか記憶にないがよ。


「新鮮な牛乳が飲みたくて飼っていたのでござるが、普通にカイナーズホームで買ったほうが楽と気づきましてな、じゃあ、家事をやってもらおうと人化させたのでござるん」


 こいつはなんの躊躇いもなく命を弄ぶよな。まあ、カバ子を弄るように提案したのオレだがよ。


「ふーん。で、ミノ子さんの乳は牛乳になるのか? 人乳になるのか?」


 人化したら成分とかも変わるのか?


「さあ、どうでござろう? ヴィ殿、ちょっと飲んでみてくだされ。この中で一番若いからわかるのでは?」


「わかんねーよ! なんの羞恥プレイだよ! 社会的に死ぬわ!」


 うぎゃあー! とルヴィが泣いてしまった。おーごめんよ。びっくりしちゃったな。


「ワタシがあやします」


 しゃべれんのかい!


 潰されないか心配になったが、そろそろミルクの時間だと思うのでミノ子さんに渡した。

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