表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
新章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1762/1794

1762 みっちょんのポシェット

「ホームランバー、ウメ~」


 懐かしい味が前世の記憶を強く思い出させる。転生ってのは不思議なものだ。


 ベストのポケットにもホームランバーを入れておくか。あ、ちゃんと会計は済ませてますから。


「ベー。わたしも入れたい」


「珍しいな。いつもオレから奪うのに」


「人聞き悪いわね。わけてもらっているだけよ。それより、わたしもお菓子が詰まったポケットが欲しいわ」


「みっちょんのサイズならポケットよりポシェットがイイんじゃね? 小さいのなら入んだろう」


 駄菓子とかミニアイスなら入んだろうよ。


「なんなら無限鞄でも創るか?」


 まだクリエイトルームで創れんだろうよ。


「ベーに使われる未来しか見えないから遠慮するわ。ポシェットにして」


 クソ。勘のイイメルヘンだぜ。


「じゃあ、オモチャコーナーにでも行ってみっか」


「普通の鞄を小さくすればよろしいのでは? オモチャでもミッシェルさんの体に合うとも限りませんし」


 それもそうだな。オレも手頃な鞄が欲しかったし、鞄コーナーにでも行ってみるか。てか、鞄はどこで売ってんだ?


 タイミングよく狼な獣人の店員がいたので鞄コーナーに案内してもらった。


「カイナーズホームに三階ってあったんだ」


「はい。二階が手狭になったので」


 そりゃ、戦車や戦闘機を実寸大で売ってたらな! ホームセンターで扱うもんじゃねーんだよ! クソが!


「あちらです」


 相変わらず広いコーナーであり、いったい誰が買うんだってくらい品数が豊富だった。


「みっちょん。二手に別れてレジで合流しようや」


「オッケー」


 パ○ルダーオフして鞄コーナーに消えて行った。ちゃんと帰って来いよ。


 オレも鞄コーナーに突入して、琴線に触れたものをカートに放り込んで行った。


 そんなことやっていればすぐにカートは一杯となり、レジに向かった──ら、みっちょんがいた。早いな!


「ベー。これにする!」


 なんか猫の顔っぽいポシェットを掲げるみっちょん。そんなに気に入ったんかい?


「一つでイイのか?」


「一つで充分でしょう」


 まあ、そりゃそうか。オレも一つだけしか提げてなかったし。


「これ、頼むわ。カードから引いといてくれ」


 そのカード、誰が持っているか記憶にもないがよ。


 レジで会計を済ませたらみっちょんのサイズにポシェットを合わせてやった。


「こうして見ると、ポシェットちっせーな」


 幅、二センチもないじゃね? これでなにを入れられんだ?


「わたしのサイズに小さくしてくれたらいいわ」


 その身にブラックホールを宿してんだから小さくしてたらカイナーズホーム買い占めんといかんやろがい。


「大丈夫よ。ポシェットは一人のときに使うから。他はベーからわけてもらうわ」


 結局オレから奪うんかい! メルヘンは山賊よりヒデーぜ。


「その山賊がいたら根こそぎ奪うんでしょう、ベー様は」


 かの有名な竜をスレイヤーする人は言いました。山賊はサイフだってな。目の前に現れたら引き出すに決まってんじゃん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ