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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
新章

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1748/1797

1748 マルゲラ(亀)

「どこに消えてんのよ!」


 農作業をしていたら委員長さんが現れた。


「なんだい、いったい?」


「なんだい、じゃないわよ! ロミナたちを放置してなにしてんのよ!」


「農作業? ──あっぶねっ!」


 容赦のない蹴りが襲って来た。そんな一撃、どこでマスターしてきたのよ!?


「プリッシュ直伝よ」


 あのメルヘンはなんてことしてくれてんだ! オレの側にいたほうが安全だったんじゃねーか?!

 

「足癖ワリーな。魔女なら魔法を打って来いよ。矜持はねーのか?」


「わたしは攻撃魔法は得意じゃないのよ!」


 あ、そういや、回復魔法を使うんだったっけね、あなた。回復されることないから忘れてたわ。


「で、なんだい?」


「それはこっちのセリフよ! 二人を放置してんじゃないわよ!」


 まったく、ヒステリックだな、委員長さんは。もっと心に余裕を持たせないと老けるぞ。あ、魔女だから老けんか。


「──危なっ!」


 ほんと、暴力系ヒロインは流行らんよ。いや、あなたヒロインじゃないけどさ。


「暴力反対!」


「暴力で解決しているほうが多いベー様が言っても説得力ありませんよ」


 レイコさんなユウコさんは黙って。あ、霊子な幽子はメンドーだから辞めました。ごめんなさい!


「ったく。用があって、いや、ちょうどよかった。聞きたいことがあったんだわ。ミタさん! オレ、もう行くわ。またな」


 委員長さんが来たならちょうどイイ。マルゲラ(亀)のことを尋ねるとしよう。


「あまり世界を壊すようなことをしないでくださいね」


「オレは魔王か。いつだって平和に解決してただろうが」


 オレ以外が世界観を怖そうしてんだよ。


 委員長さんの首根っこをつかみ、転移結界門を展開。大図書館に設置した転移結界門に繋いだ。転移バッチだと飛んで行けなさそうだからな。


 扉を開いて門を潜ると、叡知の魔女さんが仕事をしていた。


「突然お邪魔してジャジャジャジャーン。叡知の魔女さんお久しぶりです!」

 

 流れるように土下座した。いや、あなたのその魔法、X5を一瞬にして消滅させたんだからさ!


「正面から入って来ることを知らんのか?」


「ハイ、知らないで育ちました。学のない卑しい村人なので」


 ついでに命の危機を乗り越えるためならプライドも捨てましょう。許してチョンマゲ~。


「ハァー。もうよい。なんなのだ?」


 許してもらえたのでソファーに座り、コーヒーと茶菓子を出した。秘書とかいないの? 客が来たらお茶出しなさいよ。


 叡知の魔女さんも机からソファーに移り、オレが出したコーヒーに口をつけた。お、コーヒー飲める口?


「マルゲラって亀、知ってる? 魔大陸で飼おうと思うんだよね。どこにいるか教えてくださいませ!」

 

 誠心誠意、お願いした。叡知の魔女さん、おっかないんで。

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