表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
新章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1742/1802

1742 巨人門

 伸縮トンネルと転移結界門を合わせた……なんだ? イイ名称が思いつかんわ。メンドクセーから巨人門に決定です。


「ふー。結構精神力を持っていかれたな」


 結界使用力はアップしているんだろうが、大きいことをすると精神力をごっそり持って行かれる。エネルギー消費的にチートじゃないんだよな、結界って。


「一仕事の後のコーヒーはウメー」


 でも、ちょっと甘いものが欲しいな。なんかあったっけ? お、羊羹があった。羊羹には緑茶を合わせるか。


「羊羹もいいわね」


 だからオレの頭の上で飲食しないでくださいよ。


「ユウコさんを連れて来るんでした。わたしも食べたかったです」


 ユウコ? 誰だっけ?


「わたしの肉体です」


 あ、レイコさんのユウコさんか。すっかり忘れてたわ。


「どこに置いて来たっけ?」


「マイルカの町ですよ。わたしたちを捜しに町を出てなければ、ですけど」


「まあ、そんときはそんとき。強く生きろ、だ」


 別れなんて突然。再会は不意に。一瞬一瞬を生きろだ。


「ちょっと行ってみるか」


 オレの出会い運なら行ける。転移バッチ発動! で、マイルカの町に飛んだ。


「復興が進んでんな」


 それだけ長いこと離れていたってことだ。時が過ぎるのは早いよね。


「あ、ベー様。いましたよ」


 久しぶりに見るユウコさん。なんかエンジョイしてそうな顔だな。


「おーい、ユウコさぁ~ん」


 声をかけながらユウコさんのところに駆け寄った。オレのこと覚えてる~?


「み、皆さん、帰って来たんですか!?」


「おう。また行くからユウコさんを連れに来た。レイコさん」


「はい──」


 パイルダー憑依。表情が変化した。


「うん。やっぱり定期的に憑依しないとダメですね」


「レイコさんったらおっちょこちょ~い」


「ベー様もじゃないですか~」


「「アハハ」」


「……あなたたち、いいコンビよね……」


 うん。君も混ぜたらトリオだから。


「んじゃ、戻るぞ~」


 再度、転移バッチを発動。砂浜でお茶の続きを再会させた。


「羊羹、美味しいですね! 緑茶がいいんですか?」


「それは好みだ。牛乳を合わせるヤツもいるからな」


 オレは羊羹なら緑茶だな。コーヒーにはちょっと合わん。


「そう言えば、魔女さんはどうしたんでしょうかね?」


「好き勝手やってんじゃね?」


 ロクセラ・ワイバーンの心臓を預けた時点でオレのミッションはコンプリート。大図書館の思惑など知ったこっちゃない。なるようになるまで羊羹でも食ってましょう、だ。


「老師!」


 なんて待とうとすると自体が動き出す。まったく、困ったもんだよ。


「話は纏まったかの?」


「はい。八割は移住を承諾してくれました」


「二割は残るか」


「……はい……」


「まあ、そんなものじゃ。その選択を尊重してやればよいさ」


 死ぬ自由は誰にも邪魔されてイイもんじゃないしな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ