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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
新章

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1741/1802

1741 気が向いたら本気出す

「大図書館は便利屋じゃないのよ」


「そうかい。なら、別のところに頼むわ」


 大図書館だけが押しつけられる場所ではございませぬ。オレには伝手がたくさんある。さらに薬師としての師たるオババもいる。オババが育てた弟子もいる。さらに言うならマッドサイエンティストたる先生もいる。


「あくまでも自分でやろうとはしないんですね」


 オレは気分屋。気が向いたら本気出す。


「わざわざ呼び出して悪かったな。んじゃ──」


「──やらないとは言ってないでしょう!」


 便利屋じゃないんだろう? なら、この話はなしだろうが。


「やってくれんの?」


「やるわよ。館長に怒られてしまうから」


 縦社会は怖いね~。魔女に生まれなくてよかった~。


 無限鞄から結界で梱包したロクセラ・ワイバーンの心臓の八割を魔女たちに渡した。ちょっとマン○ムタイム。茶菓子はありますか?


「そちらに行けるかしら?」


「そこの扉から行けるよ」


 あ、せんべいあるじゃん。魔女も菓子には勝てんってか? バリボリバリ。久しぶりに食うとウメーな。あと、メルヘンさん。人の頭の上で食べないでくださいよ。


「……わたしたちのおやつが……」


 うっせーな。あとで差し入れしてやるから黙ってろや。てか、おやつとか上司に怒られたりせんの? 大図書館、厳しいのに。


 考えに入っていた薄子さんが大図書館に戻り、しばらくして若い魔女を三人連れて来た。


「先に行かしてもらうわ」


「いってらー」


 まだせんべいを食べているので幸子さんたちを見送った。


「また変な名前をつけて」


「イイじゃん。幸薄そうだし、名前くらい幸せにしてやらんと可哀想だろう」


 せんべいを食い終わり、コーヒーをもう一杯飲んだら椅子から立ち上がった。


「ほら、メロンパンだ。結界で包んであっから噛るまではできたてだ」


 恨みがましい顔をしているので、せんべいの代価としてメロンパンをたくさんくれてやった。


「いいの!?」


「食いすぎて太ってもオレのせいにすんなよな」


 そこまで面倒見れんわ。自己責任でどうぞ、だ。


「んじゃな~」


 魔女ルームから出た。


「幸子さんたちはどこに行った?」


 まあ、なんでもいっか。オレはオレでやるべきことがある。ガリバー──ではなく、伸縮トンネルを創らねばならぬ。巨人からだとメンドクセーよな。


 あらよ、ほらよ、どっこいしょー、でハイ終わり。あー疲れた。


「いつもながら過程をはしょりますよね」


「努力は人に見せるもんじゃねーからな」


「ただ単に面倒なだけでしょう」


 ハイそーでぇーす。オレの物語に細かい描写など必要ないのだよ。

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