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村人転生~最強のスローライフ  作者: タカハシあん
新章

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1736/1803

1736 魔女の正体みたり

 夜中に魔女たちも戻って来た。


「お風呂入りたい」


 と言うのでさっと用意してやる。風呂上がりにはよく冷えた牛乳とフルーツ牛乳をご用意しておきます。


「帝国の魔女ですか。ウワサに聞いてはいましたが、見習いであれとは恐ろしいものです」


 カーチェにはどんな風に見えているかわからんが、今は二人に媚を売っておけとオレの勘が言っている。結界冷蔵庫に牛乳とフルーツ牛乳、コーヒー牛乳を入れておく。


「知ってんだ」


「ウワサていどにはね」


「まあ、手は出さないことだ。おっそろしいのが上にいるからな。姉御よりおっかねーぞ」


 カーチェたちも姉御の恐ろしさは知っている。あれは前に立っただけで股間がキュッとするからな。


「オババよりはどうです?」


「わかってたのか?」


 まさかオババの正体に気づいてたのか? オレはなんかあるくらいしかわからんかったぞ。


「わたしも百年以上生きてますからね。五十年前からあの姿なら魔女かもしれないと考えますよ」


 カーチェ、五十年前からボブラ村に来てたんだ。


「大図書館から逃げ出したそうだ。昔ははっちゃけていたみたいだぞ」


 敵にしてはならない者は情報共有しておかんとな。その災いがこちらに向けられたら嫌だし。


「ボブラ村はなにか変なものを集める力があるんですかね?」


 オレが原因ではないってことだけは言っておこう。オババも姉御もオレが生まれる前からいたしな。


「そうかもな。ボブラ村の昔話に天女が降りて来たとかあるからな」


「それは初耳ですね」


「そうか? よく寝物語として聞かされたぞ」


 昔、天女が降りて来て男と結ばれたって話だ。それからボブラ村は豊かになったとか。なんか天女の羽衣みたいな話やな~とか思って、オレが改編させて広げました。


「まあ、ボブラ村なら本当にあったことかもしれませんね」


「そうだな。いろんなのがいるからな」


 もうなにがあっても驚かない。それ以上の驚きがあったら大したもんだよ。


「振り?」


 振りじゃねーよ! 恐ろしいこと言うなや! 本当になったらどうすんだよ!


「ふー。いいお湯だった」


 さっぱりした魔女たちが出て来たので牛乳とフルーツ牛乳を差し出した。


「その恥も外聞もかなぐり捨てたベーが恐ろしくありますよ」


 オレは勝てない敵とは戦わない主義だ。遜ることも厭わない。おいしゅうございますか?

 

「もう寝るわ」


「お食事はよろしいので?」


「明日食べるわ」


 コクコク。


「では、ご用意致します」


 おやすみなさ~い。


 魔女たちが結界部屋に消えたらコーヒーを淹れる。


「あーコーヒーがウメー」


 ふー。災いは去ったぜ。

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― 新着の感想 ―
正確には村じゃなくて村の近くになんか在るんやろうな グランゾンのブラックホールエンジン  【偶 然 の起こり易い特異点】みたいなシロモノが 【岩】さんも範疇に入るなら海側やろうがそうで無ければ 村とダ…
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