七号室の綺想譚
とある病棟の一室である。四方の古びた白壁と鉄格子の嵌められた小さな窓。狭苦しい板敷の部屋で「私」は何も知らず、ただ籐椅子に腰を下ろしていた。ただ一つ分かることと言えば、私の居るその部屋の名が「七号室」ということだけだった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。