山本の脅威しかしそれをも勝る沢西の恐怖
高下「一年こっちに集まれ」
一年「うっす」
高下「今から一年だけで試合をする」
さっそくチーム決めが始まった。
チームAは俺となんと沢西が選ばれた。
チームBは林田とか
チームCは安田とか
チームDは期待の新人といわれている山本がいた。
山本というのは、山本明紀・身長200センチ体重95キロの大型選手だ。
中学まではラグビーをしていたのだがこの辺には、あまりラグビーの名門はなかったのだ。
そこで山本は湘南バスケ部に入部したのだった。
EとFに主だった選手はいなかった・・・
一回戦はチームCと当り沢西の個人プレイと彰のリバウンドなどで
75対53で圧勝した。
そして決勝戦に来た。
決勝はチームDだった。
Bとの戦いでは山本の力任せなプレイが目立ったが、林田と互角に戦っていた・・・
正直恐ろしかった・・・
ついに決勝戦というところに来た、序盤では沢西のスーパープレイがさく裂した。
それはスリーポイントシュートが10本連続で決まったのだった、しかも沢西のディフェンス
は山本だったのだ、自分よりも22センチも身長が高い選手でも沢西は止められないのだ・・・
一方彰は、ベンチであった




